五式中戦車と九二式重機関銃作成記12:Mr.ウェザリングペーストを使って車輪の泥表現

五式中戦車

1946年3月3日の天気図
1946年3月3日の天気図
唐突に古い天気図なんが出してモッキーはとうとうこの暑さで頭がどーかしちゃった!?なんて思わないでね
車輪の汚しをする前にその当時の気象状況を確認したいと思います。つまり乾いた土の上を走行するには泥はねは抑え気味だし
道が濡れてれば泥も思いっきり表現が出来る
実際にはもちろん本土決戦もなかったし、九十九里浜に米軍が上陸した歴史もない架空の話だが日時と場所は実際の記録を参考にできる。
この作品は1946年(昭和21年)4月13日 千葉県 大和田原に布陣した五式中戦車を作っているが、その前に1946年3月9日に九十九里浜に上陸したアメリカ軍を
迎え撃つべく出撃し生き残ったと言う設定です。
そこでまずは気象庁から1946年の東京の気象データを確認。1946年は戦後の混乱期だからしっかりとしたデーターは残っていないが、ある程度参考にできる
米軍が上陸したのが1946年3月1日
第4戦車師団が九十九里で壊滅したのが3月9日~10日
その期間の気象データーで注目すべきは3月3日
この日の気温が最低気温が0.4℃ 最高気温が4.2℃ 平均気温が2.3℃ しかも降水量が40.7㎜としっかり降っている。
この気温だともしかしたら雪ではないか?と思い色々調べてみました。
1946年3月3日の天気図を見ると、南岸低気圧が東進する東京で雪が降るパターン
他のサイトで確認してもこの日は東京で12センチの積雪が記録されている。
第4戦車師団が九十九里で壊滅
3月3日にある程度の量の雪が降った。それからしばらく気温が低い状態が続く。
そうなると3月9日の時点では多少雪が残っているか、または泥の状態になっている可能性が高い
ましては1946年の千葉の沿岸部は道路が全て舗装されているとは思えない。
デコボコ道や畑や田んぼがあるので、相当水分を含んだ泥の状態になると思う。
その状態を加味して車輪のウェザリングを施したいと思います。
車輪の下地としてMr.ウェザリングペーストのマッドホワイトをベースにマッドイエローを少量加えた色で軽く塗っていきます。
マッドホワイトをベースにマッドイエローを少量加えた色
中間的な色としてマッドレッドをベースにしてマッドブラウンを少量加えた色で、先ほどのマッドホワイトベースの上に重ねるように塗っていきます
起動輪などは土が溜まりそうな部分には厚盛りします。
起動輪などは土が溜まりそうな部分には厚盛りします
穴があいている所にかなりの量のウェザリングペーストを投入します。
マッドブラウンをベースに少量のマッドレッド
マッドブラウンをベースに少量のマッドレッドを加えた、やや暗めな土の色を作ります。
車輪周りや中心の突起部分基部など、泥が堆積しそうな場所
車輪周りや中心の突起部分基部など、泥が堆積しそうな場所に塗っていきます。
暗い土の表現はマッドブラウン
最後に暗い土の表現はマッドブラウンを載せていきます
色を混ぜ合わせて、車輪に乗せていきます
色が単調にならないように、色を混ぜ合わせて、車輪に乗せていきます。
初めて使ったウェザリングペースト
初めて使ったウェザリングペーストで初めて泥表現を行ってみました。
少しやりすぎ感は確かにあるけど、こんな所ですかね?
次はキャタピラも同じように作っていきます。

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