初めてのサバゲーへの道:胎動編11 東京マルイ 89式小銃 陸自迷彩塗装

銃及びカスタマイズ

東京マルイ 89式小銃に陸上自衛隊 迷彩2型パターン
サバゲーで良く出てくるキーワードに黒は目立つとあります。それなのに89式小銃が黒塗りで良いのか?そんな疑問を感じました。
だからとうとうしてしまった。東京マルイ 89式小銃に陸上自衛隊の迷彩2型パターンでの塗装
陸上自衛隊では対人狙撃銃以外の銃器は今も塗装は認められていないそうです。だから89式小銃に迷彩塗装なんて怒られてしまうかも知れませんが・・・
別に官給品じゃないし・・・自分で買った銃だから良いんじゃないの?って軽い感じで塗装してみました。
自分の銃に迷彩塗装を考えている人に参考になればと思います。
ABS樹脂にMr.カラーを塗装
塗装をする際に気になっていたことがあります。ABS樹脂にMr.カラーを塗装した時には樹脂に塗料が浸透し、パーツが脆くなり、割れたりすることがあります。
だからABS樹脂パーツへの塗装は避ける旨GSiクレオスさんのホームページに書いてあります。
そのため東京マルイさんに電話で確認をしてみました。
やはりこの89式小銃にはABS樹脂のパーツが含まれています。東京マルイさんとしては塗装してはダメとも、良いとも言えません
お客様の自己責任にて塗装をお願いしますとの事です。
そのためこのブログで書かれている内容で、塗装する場合はすべて自己責任になり、結果失敗してもモッキーはなんら責任を負いません!
と言う事でブログを進めます。
先ずは塗装の準備をします。NEW イルミネーテッドショートズームスコープを取り外します。
NEW イルミネーテッドショートズームスコープの取り外し
NEW イルミネーテッドショートズームスコープの目印は消えて欲しくないのでマスキングテープをかけます。
NEW イルミネーテッドショートズームスコープにマスキングテープ
洗浄をするので電装系はあらかじめ外しておきます。
銃の脱脂作業
塗装で重要なのが脂分を取り除く脱脂作業です。被塗面の油脂や他の汚れなどを取り除きます。
脱脂作業にはバスマジックリンなどの中性洗剤で行います。
中性洗剤をつけて、銃の洗浄
ジャブジャブと水洗いするわけにも行かないので、スポンジに中性洗剤をつけて、ゴシゴシと銃に洗剤をつけて洗浄します。
洗剤を拭き取り
水分の含んだタオルで洗剤を拭き取っていきます。
十分に乾いたら脱脂作業は完了
最後にドライヤーで水気を除去していきます。十分に乾いたら脱脂作業は完了です。
ハンドガードを外す
ハンドガードを外しておいて、中のヒューズBOXなどに塗装が入り込まないように紙などを巻いておきます。
セレクターレバーにマスキング
セレクターレバーにある文字も消えて欲しくないのでマスキングテープを貼っておきます。
ABS樹脂に対する対策
さて問題のABS樹脂に対する対策です。
胎動編 8 東京マルイ プロゴーグル・陸上自衛隊迷彩バージョンでも使った
そめQ プライマー スプレー ミッチャクロン

塗料の食い付きを良くする為の下地処理のプライマーなのだが、インターネットで色々調べたら、ABS樹脂にこのミッチャクロンが良さそうだとの記述がある。
ミッチャクロンを塗る
ABS樹脂のほかに食いつきの悪そうなアルミ合金にもミッチャクロンを軽く塗っていきます。
そうすると薄い膜が出来ます。それで塗料との密着性を確保します。
Mr.サーフェイサー
Mr.サーフェイサーを使用します。
サーフェイサー(サフ)は高い隠蔽能力
サーフェイサー(サフ)は高い隠蔽能力があります。グリーンや黄土色などを塗っていく時にどうしても下地の黒が邪魔になります。
だからあらかじめサフを吹いて黒色を消していきます。
銃本体・ハンドガード・バイポッドにサフ
銃本体・ハンドガード・バイポッドにサフを吹いておきます。
グリーンの塗装
さて問題のグリーンの塗装です。
胎動編 8 東京マルイ プロゴーグル・陸上自衛隊迷彩バージョンで使用したガミラスグリーンは、色としては単品で売っていない。
特色セットで他の色の3色セットなので、ガミラスグリーン1が無くなっても買い足しに余計な出費がかかる
だから類似色を探してみました。
モッキーの色在庫でグリーン系を引っ張り出して色々試してみました。
ロシアングリーン1
色合いがやや鮮やかだけど、ロシアングリーン1が良さそうです。この色で塗装をします。
ロシアングリーン1で塗装
ロシアングリーン1で塗装を開始します。今回は全体に塗装をします。
ロシアングリーン1で塗装結果
色合いがやや鮮やかな仕上がりになってしまいますね。もう少し暗いと良いんだけど・・・まあ?これで良いか?
2017年4月加筆:
ロシアングリーンだと鮮やか過ぎるので色を訂正しました。色を混ぜ合わせた混色になりますがロシアングリーン1が7:ダークグリーンが3の割合で混ぜ合わせると少し色を抑えられます。

Nittoのマスキングテープ
マスキングテープだけど、プロゴーグルを作ったときに粘着力の強いマスキングテープだと、下地のミッチャクロンが剥がれてしまって大失敗
って事がありましたので、今回はあえて粘着力の弱いマスキングテープを使います。
2017年4月加筆:
写真左のマスキングテープでも塗装は剥げないようです。
右側のベージュ色のマスキングテープはNittoのマスキングテープでホームセンターで買ってきたんだけどプラモのマスキングにしては粘着力が弱くて使えずにお蔵入りしていたんだけどやっと日の目を見ることが出来た。
陸自迷彩パターンの布
胎動編 8 東京マルイ プロゴーグル・陸上自衛隊迷彩バージョンの時と同様に東京マルイの89式小銃を購入した際付属していた陸自迷彩パターンの布をスキャナーで取り込みそのパターンを印刷しそれをクリアーファイに入れ込み固定します。
その上から粘着力の弱いマスキングテープを隙間なく、多少重なるように貼っていきます。
迷彩パターン
クリアーファイルをライトに照らすと迷彩パターンが出てくるのでそれにあわせてペンでパターンの書き込み
マスキングテープで貼りあわせ
重ねたマスキングテープだけど、元々粘着力が弱いので重ねた部分が簡単に剥がれます。そのため上からもう一度粘着力の高いマスキングテープで貼りあわせます。
よく切れるデザインナイフで切る
ココがポイント!よく切れるデザインナイフで切っていきます。
もし刃がスムーズに滑らなくなるようなら刃先が折れてしまっているかもしれません。
そのときはこまめに刃先を変えます。
色パターン
マスキングをはがすと、どの色のパターンなのか?わからなくなるのであらかじめ色がわかるように目印を書いていきます。
グリーンのパターン
最初にグリーンのパターンを切り出します。
パターンを銃に貼る
切り出したパターンを銃に貼っていきます。
黄土色で塗装
321 黄土色で塗装します。
グリーン以外のところを一旦全て、黄土色で塗装
グリーン以外のところを一旦全て、黄土色で塗装します。
レッドブラウンで塗装
続いて41レッドブラウンで塗装します。
ジャーマングレーで塗装
最後に40ジャーマングレーで塗装します。
塗り終わったらマスキングテープを剥がす
4色乗せると若干厚塗りになるけど、そこはあまり気にしない。この方法が一番楽なような気がする。塗り終わったらマスキングテープを剥がしていきます。
89式小銃塗装過程
こんな感じで出来上がりました。まあ多少修正が必要だけど、結構良い出来です。
マガジン(弾倉)の塗装
マガジン(弾倉)も同じように塗っていきます。
ストック(銃床)の塗装
ストック(銃床)の塗装
銃の本体部分も同じようにマスキング
銃の本体部分も同じようにマスキングをかけて塗装します。
マスキングの繰り返し
塗ってはマスキング・塗ってはマスキングの繰り返しでかなり忍耐が必要な作業です。
塗料がはみ出る
弱いマスキングテープなので当然のように塗料がはみ出ます。エアー量を少なく絞って、塗料もやや固めに塗っているけど、やはりはみ出ますね。(汗
エアー量を調整して塗料
はみ出た部分にまたマスキングテープを貼ってからエアー量を調整して塗料を塗ります。こんな作業が延々と続きます。
バイポッドの塗装
バイポッドの塗装
NEW イルミネーテッドショートズームスコープも同じように迷彩塗装
NEW イルミネーテッドショートズームスコープも同じように迷彩塗装をします
花の葉っぱを使って擬装
ダイソーの100均で買ってきた造花の葉っぱを使って擬装をします。
飾りじゃないのよバイポットは~
よくバイポットはサバゲーでは飾りと言われます。
そんな飾りのバイポットに造花の葉っぱを取り付けることで、擬装効果を狙ってみました。
飾りじゃないのよバイポットは~♪
好きだと言ってるじゃないの・・・ほっほー♪

明菜風味で唄ってみたけど・・・
モッキーが筋肉ムキムキのマッチョならバイポッドをつけて振り回してもいいんだけど
筋肉と言うよりぜい肉が勝っているヒンジャ君としてはバイポットを展開した状態で的に狙うとかなり揺れて安定がしない!
伏撃ちの状態なら安定するけど、立ち撃ちやひざ撃ちの場合トップヘビーになってかなり狙いづらい
多分実戦になると外しちゃうと思う。いやきっとそうだ!
だから擬装用の葉っぱは、飾りにしかならないと思う(笑
IMG_51290220.jpg
それでもまったくバイポッドを装備しないと言うのも・・・すこし寂しい気がする
状況によったら伏撃ちをしたくなるかもしれない。そんな時のためにバイポッドは装備しておきたい
100均で見つけた迷彩のメジャーホルダー
丁度バイポッドの足部分が通るように穴があいていある。これを早速購入
でもフィールドでバイポッドを落とすと多分見つけるのが困難だと思うから、脱落防止にカメラの紐が余っていたので取り付けました。
中二病か
この塗装に約10日ほどかかってしまった。・・・・が結構良い出来ですね・・・でもなんか?しっくりこない?悩悩悩
・・・なんか銃が綺麗過ぎるんだよね??
モッキーのイメージ(妄想)としては・・・
数限りない戦場を駆け巡っていたモッキーの89式小銃は薄汚れている。
いくつもの死線をかいくぐり、屈強な兵士の待ち受ける戦場を硝煙と泥に汚れた相棒の89式小銃と共に戦い抜く
・・・だから綺麗な銃はモッキーには似合わない!
そうだ!汚しを入れてしまおう
お前は中二病か!?と言われそうです
エナメル黒を使って汚し
汚し加減が自由に出来るエナメル黒を使って汚していきます。
エナメル黒
薄くしたエナメル黒を縦に塗って行きます。縦の汚しは重厚感を出すことが出来ると言われています。
横に向かっての汚しは軽快感をだしますが、この場合縦の汚しのほうが良さそうです。
目立つ部分を拭き取る
塗装してしばらくたってから、ティッシュに溶剤をしみこませて同じように縦方向に拭き取っていきます。
多少汚しを残した形で汚れの目立つ部分を拭き取ります。
黒塗りの銃
黒塗りの銃に比べて、かなり安っぽく出来てしまいました。
はっきり言うと、おもちゃの銃です。(まあ最初からおもちゃなんだけど・・・
だから色彩を少し抑えたほうが良さそうなのでつや消しをさっとひと吹きしました。
塗装前と塗装後の89式小銃
塗装前と塗装後の89式小銃です。
黒塗りの銃に比べて迷彩塗装を施した銃が迷彩服に紛れて、かなり銃のシルエットを隠す事が出来たと思います。
やはり迷彩塗装・・・・侮りがたし
・・・でも友人に言われました。モッキーいつも裸足だよね
裸足で銃を抱えていると、ベトナム戦争の時のサンダルでジャングルを歩き回っているベトコンみたいだと・・・(汗
バレル(銃身)部分
バレル(銃身)部分は塗装をしませんでした。
銃身は連続発射すると銃身に熱が出て、塗装が剥がれると思って・・・と言っても本物の銃じゃないから銃身に熱は出ないと思うけど・・・雰囲気で塗りませんでした。(笑
89式小銃 エアーブラシを使っての迷彩塗装
今回はエアーブラシを使っての迷彩塗装だからこの様な細かい迷彩が描けたと思うけど、エアーブラシがない人はどうしたら良いのかな?
カラースプレーはエアー量が調整できないから、かなり難しいけど、マスキングをあらかじめしっかりしておくと、意外とぬれるかもしれない。
飛び出たところは多少斑になるけど、筆塗りも良いと思う。
89式小銃の迷彩効果
この迷彩でどれだけ効果があるかは?まだサバゲーに参加したことのないモッキーにはわからないけど、それは実戦に参加した際にまたレポートしてみます。
モッキーの自慢の89式小銃
でもバイポッドを装備しないとせっかくつけた擬装用の葉っぱがなくなって少し寂しい気もする。
えーーい!もう行き着くところまで暴走しちゃえ!
89式小銃の葉っぱの取り付け
銃に麻紐を巻いて、そこに擬装用の葉っぱを取り付け黒いビニールがまかれている針金でがっちり固定。
89式小銃の擬装
セレクターなど邪魔にならない程度に擬装の葉っぱを取り付け。
89式小銃の擬装効果
右側のハンドガードのみ擬装の葉っぱを取り付けました。左側は体に密着するので普段は相手から見えない位置なので省略
89式小銃の迷彩写真
モッキーとしてはかなり自慢が出来るような仕上がりになったと思います。
まぁ近くで見るとかなり荒い塗装なんだけど・・・そこは我慢をしよう
これからサバゲーに参加してどの位塗料がはげてしまうのか?効果はどうなのか?気になるところです。
それはおいおい検証することになると思います。
また今回の塗装は最初にも書きましたが、同じようにする場合は自己責任で塗装をお願いします。
そして創意工夫を重ねていくとより良いものができると思いますので、皆さんのご健闘をお祈りします。
2017年4月加筆:
迷彩塗装を施して1年が経過したので色を塗りなおしました。
①色をロシアングリーン1からダークグリーンとロシアングリーン1の混色としました。
②迷彩パターンを見直して一部新たにパターンを加えました。
③お約束の失敗談も掲載(笑
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