国立科学博物館 世界館B2F 誕生と絶滅の不思議

40億年前に誕生した生物は何度か大量絶滅してはまた新たな生命を生み出して進化した

約40億年前に誕生した生命は、大きく変動する地球環境の中で誕生と絶滅を繰り返して進化を遂げてきました。恐竜の絶滅後に大発展した哺乳類の中から人類が生まれ、世界中に広がりました。その進化の道のりをたどります。
哺乳類がどの様に進化したのか?また我らの祖先の人類がどの様な発達を遂げたのかを学べるフロアーです。マンモスや肉食哺乳動物などの化石や太古の人類を復元した姿などが見られます。

46億年前に太陽系のほかの惑星と共に地球が誕生

46億年前に太陽系のほかの惑星と共に地球が誕生した。無数の隕石の衝突によって発生した熱で地球は溶けてマグマが覆っていたがやがて雨が降り注ぎ原始海洋を作った。
原始海洋で最古の生命が生まれた。今から27億年前の先カンブリア時代の生命はほとんどがバクテリアの様な微生物でそれが光合成を行うことにより原始大気に酸素が放出され始めた。これが地球の生命の起源なんですね。
先カンブリア時代のベンド紀

ベンド生物で先カンブリア時代のベンド紀(6億5千万年~5億4千万年前))にエディアアカラ生物群が出現した。
これは今のいかなる生物と類縁のない独立した生物群でベンド生物界とも言われているがこの生物は今も謎が多い

ベンド紀の生物は奇妙な形をした生物

ベンド紀の生物は奇妙な形をした生物で多くは独特な体の構造をした奇妙な生物が多かった。
そんな不思議な生物が大昔に生息していたんですね。

板皮魚類7

このイカツイ顔の生物は板皮魚類(ばんぴぎょるい)でデボン紀(4億1千万年前)に生息していて頭部と胸部が皮骨で覆われていたがそれ以降は甲がなくしだいに細くなった体形をしている。

条鰭魚類

条鰭魚類(じょうきぎょるい)は現存する魚類の95%を占める。今の魚の祖先に当たるものでヒレやウロコとか浮き袋などを持ち海に多く生息していたんですね。
三葉虫

三葉虫は古生代末期に絶滅したが、その流れを組んだ生き物が今も現代で生きています。

3億年前の石炭紀末の盤竜類

哺乳類の起源は今から3億年前の石炭紀末の盤竜類で哺乳類の特徴と一致する点があり哺乳類の祖先と考えられる。
やがて三畳紀後期(2億3000万年前)に真の哺乳類が誕生する。
もっとも初期の哺乳類はネズミほど大きさで昆虫などを食べる夜行性の動物で、昆虫を食べるのに適した臼歯を持つ原始的な有袋類と有胎盤類が出現した
祖先の哺乳類

恐竜の影に怯えていた我々の祖先の哺乳類も、恐竜の絶滅により生き残った哺乳類が大型化し地球を覆う豊かな森林で多様化し始めた。
アメリカマストドン

恐竜の時代昆虫を食べていた小さな哺乳類も恐竜が絶滅し哺乳類が大型化し、そして肉食の哺乳類も現れその攻撃性も強くなった
。植物系の哺乳類は身を守る為に様々な進化を遂げたが体を大きく重くするのも1つの防御的な進化となりゾウ類などは多様な種類が生息していた
中央の立派な角があるのはアメリカマストドンで約2000万年前にアフリカに出現してその後北半球の大陸に広く分布していた。
ディノテリウム

鋭い下向きの牙が特徴のディノテリウムで肉食と思いきや、草食のゾウと同じ種類で下の牙を使って木の皮を はがして食べた草食系の生き物ですね。
スミロドン

中央後ろにいる長い犬歯をもつ動物がスミロドンでマンモスなどの大型哺乳類を襲い、長い犬歯で分厚い皮膚の下にある血管を食い破り出血により獲物を倒したと考えられる。
新生代に植物食の哺乳類が多様化するとそれをエサとする肉食性の哺乳類も急速に進化した。
霊長類

恐ろしい肉食動物から身を守る為われらの祖先の霊長類は地上に降りることがなく樹の上で生活をおくっていた。そしてそのいくつかのグループが樹上環境から決別して地上で暮らし始めた。それがわれら人類と進化して行く。

猿人
猿人
猿人はチンパンジーの祖先と別れた最初の人類でアフリカに約600万年前から100万年前近くまで住んでいた。
直立二足歩行をしていたが上半身はチンパンジー的な特徴を残していた。
展示されているのはアウストラロピテクス・アファレンシスの若い女性で愛称はルーシーちゃん
原人
原人
原人とはアフリカで230万年ほど前に猿人から進化した人類で約180万年前にユーラシア大陸にも広がった。
チンパンジー的な雰囲気がなくなって石器も作れるようになる。
ケニア出身のトゥルカナ・ボーイと呼ばれている少年。
旧人
旧人
旧人とは約60万年前に原人から進化して3万年前までアフリカとユーラシアに住んでいた人類。 ネンアルデルタール人とも呼ばれる旧人は複雑な石器も作れる
・・・て言うか・・銭湯なんかにいるぞ!こんなオッサン(笑
インドネシアのフローレス島で発見されたホビット
インドネシアのフローレス島で発見されたホビット(小人族)
フローレス島はアジア大陸とつながった事がなく種類が少ないが独特な動物が暮らしていた。
そして島礁化と呼ばれる独特な現象が生まれている。ホビットの後ろにいるのは原寸大の動物の姿で現代人より小さいゾウや(ピグミーステゴドン)や逆に現代人より大きな鳥(ハゲコウの仲間)そして極端に小柄な人。
このホビットと呼ばれるホモ・フロレシエンシスは身長が1mほどで脳はチンパンジー並みの小型人類で10万年前から1万5千年ほど前まで生息していたと考えられる。
海を渡らないと到達できない島になぜ原人が生息していたのか?そしてどのように絶滅したのか?謎の多い原人です。
メジリチ遺跡第4号住居の復元

マンモスの骨で作ったメジリチ遺跡第4号住居の復元で今から1万5千年前に立てられた住居だそうでけっこう立派な建物ですね。ちょっと住んでみたいと思ってしまうモッキーであった(笑

2万5000年前に作られた女性像

今から2万5000年前に作られた女性像だそうで、大昔から女性に憧れて像を作っちゃうんだね。太古から男心は変わらないのかもしれない(苦笑
スンギール遺跡の墓の復元

スンギール遺跡の墓の復元で今から2万8000年ほど前の成人男性で墓で、それまで例を見ないほどの豪華な副葬品の数々で大変な富をもった人かもしれない。こんな時代から金持ちっていたんですかね?
モッキーも死んだときに数々の80年代アイドルの埋葬品を一緒にして欲しいな・・・10万年後に発掘されたらどんな評価が出るのだろう(苦笑
各フロアー紹介

日本館

中央ホール
日本館建物
1F
自然をみる技
2F 北翼
日本人と自然
日本館建物自然をみる技日本人と自然
ネオルネッサンス様式を基調とした建物で昭和5年に完成。当時の科学技術の象徴であった飛行機型のデザイン自然をみる技を通じて、日本人の科学と技術に関わる活動の跡をたどります。豊かな自然の中で今日の日本人が形成される過程と自然とのかかわりの歴史を紹介します。
2F 南翼
生き物たちの日本列島
3F 北翼
日本列島の生い立ち
3F 南翼
日本列島の素顔
生き物たちの日本列島日本列島の生い立ち日本列島の素顔
大陸から日本列島に移り住んだ生き物たちが日本列島の複雑な自然環境に適応しつつ独自の分化を遂げた。数多くの生き物たちが繁栄と絶滅を繰り返してきた日本列島。地層に刻み込まれた痕跡はダイナミックな歴史を物語る四季の変化に恵また日本列島。その複雑な自然環境は多様な生き物たちを育んできました。

世界館

3F
大地を駆ける生命
2F
科学と技術の歩み
1F
地球の多様な生き物たち
大地を駆ける生命科学と技術の歩み地球の多様な生き物たち
地球環境の豊かさの証として様々な哺乳類と鳥類が存在します。力強く生きた彼らの姿が今もその魅力をたたえます。江戸時代以降科学技術が日本固有の文化を根ざし、外国の文化を受け入れながら発展してきた歩みを紹介します。様々な環境に適応し、独自の形態や生活様式を持ちながらお互いに深く関わりあって生きている姿を紹介します。
B1F
地球環境の変動と生物の進化
B2F
地球環境の変動と生物の進化
B3F
宇宙・物質・法則
地球環境の変動と生物の進化地球環境の変動と生物の進化宇宙・物質・法則
大昔に絶滅した恐竜。いつ地球上に現れて子孫は存在しないのか?その謎はつきません。約40億年前に誕生した生命は大きく変動する地球環境の中で誕生と絶滅を繰り返して進化を遂げてきました。広大な宇宙、それを構成する物質、これらを支配する物理法則を知ることは全ての科学的認識の基礎です。

宿情報

グランドニッコー東京 台場

Grand Nikko Tokyo Daiba
大切にしたのは 光と水がもたらす解放感と「晴れやかな気持ちで笑顔あふれるひとときを」という思い心がほどけていくような喜びに満ちた体験をお届けします
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