国立科学博物館 世界館2F 科学と技術の歩み

技術大国・物つくり大国日本を支えた数々の名機たち

江戸時代以降の科学技術が、日本固有の文化に根ざしつつ、外国の文化を受けいれながら発展してきた歩みを紹介。
今の技術大国日本を支えた先人たちの血と汗と苦労の結晶が詰まった展示物になっています。
物作り大国日本を支える先人たちの知恵が詰まったフロアーです。江戸時代の時計から自動車や宇宙開発などの技術や零式艦上戦闘機二一型の複座機など大変珍しい展示物もあります。
またたんけん広場では親子で色々な科学が体験できるフロアーで多くの親子ずれが楽しんでいました。

世界館2F施設のご案内
たんけん広場

たんけん広場

2Fの施設ではたんけん広場と科学と技術の歩みの二つに分かれています。
このたんけん広場は音、光、力、運動、電気、磁気など私たちの身の回りで起こっている物理現象を体感し、実験することで身近な科学の謎に挑戦する広場になっています。
親子で一緒に科学を学べて子供たちは大はしゃぎでした。

江戸時代の科学技術
江戸時代の科学技術のコーナーであやしい人形を発見
銅人

同人・・・じゃなくて銅人でした。これは江戸時代中期に作られた人形で経絡やツボが刻まれてツボに針が的中すると水銀が出る仕組み
でももう少しかわいく作れないのかなぁ~誰かに似ているような・・・思い出せん(苦笑

万年時計 万年自鳴鐘

これは重要文化財に指定されている。万年時計(万年自鳴鐘・・・まんねんじめいしょう)
江戸末期から明治初期活躍した田中久重(たなかひさしげ)が1年の歳月をかけて作った和時計の最高峰
和製地球儀

幕府天文方の渋川春海が1690年に日本人として初めて作った和製地球儀

エレキテル

こちらは茶運び人形でお茶を客人の所まで運んで、飲み終わった茶碗を主人のところまで持ち帰ると言うなんともオオチャクな機械だな(笑
おお~となりにあるのはエレキテル!平賀源内が発案した摩擦起電機で日本で始めて発明された電気の機械
 日本の宇宙開発
ペンシルロケット

1955年(昭和30年)ペンシルロケットから始まった日本の宇宙開発は1970年(昭和45年)には旧ソ連・アメリカ・フランスに次いで4番目に人工衛星の打ち上げに成功した。
(1969年)昭和44年に実用衛星の打ち上げを目指し大型ロケットの開発が始まり1990年代に純国産大型ロケットにより気象衛星など独自に打ち上げられるようになった。
その日本の宇宙技術の発展に寄与した数々の展示物が見れます。

自動車産業のあけぼの
オーモト号

白揚社の豊川順彌氏は日本の国情にあう小型乗用車の開発を進め構造がシンプルな空冷エンジンを載せたオーモト号の販売を開始した。この車は初の国産輸出車として上海に輸出された。

近代化の始まり
国産工作機械で最も古いものの一つの旋盤

工員人形の右側が1889年(明治22年)に作られた国産工作機械で最も古いものの一つの旋盤
左側が竪削盤で1863年(文久3年)に幕府の注文によりオランダで作られ長崎鉄工所に納められた。
驚くべきことにこの竪削盤は1998年(平成10年)まで130年以上現役で使い続けたと言うこと
まさに物づくり大国日本を支えた機械という事ですね。

 航空技術の発展
ジェットエンジンを搭載した橘花

敗戦が濃厚と なった(1945年)昭和20年、中島飛行機が開発した日本発のジェットエンジンを搭載した橘花(きっか)
攻撃機用のネ-20型ジェットエンジンの計画概要書と設計図です。飛行1回わずか12分の飛行であったが日本発のジェットエンジンとしてその後の日本の航空技術に受け継がれました。
J3-IHI-3ターボジェットエンジン

敗戦後禁止されていた航空工業が再開された1952年(昭和27年)にジェットエンジンの開発が始まり1960年(昭和35年)に国産開発ジェット練習試作機(T-1B)に搭載されたJ3-IHI-3ターボジェットエンジン。
三菱A6M2b零式艦上戦闘機二一型

これは太平洋戦争初期に連合軍パイロットを震撼させた三菱A6M2b零式艦上戦闘機二一型
この機体は帝国海軍の南方進出の拠点でガダルカナル攻防戦の際に日本側の一大航空拠点としていたラバウル基地の第二五三海軍航空隊所属 吉沢徳重(徳三説あり)上飛曹機だそうで1945年(昭和20年)に墜落した機体を引き上げて展示している
この機体の特徴は零戦二一型としては大変珍しい複座(二人乗り)になっていてラバウル基地で改造した偵察機。二一型で複座なんて聞いたことがないけど改造機なのね!ミリタリーファンだけどはじめて知りました。
第二五三海軍航空隊所属 吉沢徳重上飛曹機

カウルフラップ下部に設置されている集合排気管や栄十二型エンジンなど零戦二一型の特徴がわかります。
なんかマニアックな解説になってしまい、わかる人にはわかるがわからん人にはチンプンカンプン(笑

日本の技術力が結集した数々の機械が展示されています。是非その精巧な作りを見学してください。
各フロアー紹介

日本館

中央ホール
日本館建物
1F
自然をみる技
2F 北翼
日本人と自然
日本館建物自然をみる技日本人と自然
ネオルネッサンス様式を基調とした建物で昭和5年に完成。当時の科学技術の象徴であった飛行機型のデザイン自然をみる技を通じて、日本人の科学と技術に関わる活動の跡をたどります。豊かな自然の中で今日の日本人が形成される過程と自然とのかかわりの歴史を紹介します。
2F 南翼
生き物たちの日本列島
3F 北翼
日本列島の生い立ち
3F 南翼
日本列島の素顔
生き物たちの日本列島日本列島の生い立ち日本列島の素顔
大陸から日本列島に移り住んだ生き物たちが日本列島の複雑な自然環境に適応しつつ独自の分化を遂げた。数多くの生き物たちが繁栄と絶滅を繰り返してきた日本列島。地層に刻み込まれた痕跡はダイナミックな歴史を物語る四季の変化に恵また日本列島。その複雑な自然環境は多様な生き物たちを育んできました。

世界館

3F
大地を駆ける生命
2F
科学と技術の歩み
1F
地球の多様な生き物たち
大地を駆ける生命科学と技術の歩み地球の多様な生き物たち
地球環境の豊かさの証として様々な哺乳類と鳥類が存在します。力強く生きた彼らの姿が今もその魅力をたたえます。江戸時代以降科学技術が日本固有の文化を根ざし、外国の文化を受け入れながら発展してきた歩みを紹介します。様々な環境に適応し、独自の形態や生活様式を持ちながらお互いに深く関わりあって生きている姿を紹介します。
B1F
地球環境の変動と生物の進化
B2F
地球環境の変動と生物の進化
B3F
宇宙・物質・法則
地球環境の変動と生物の進化地球環境の変動と生物の進化宇宙・物質・法則
大昔に絶滅した恐竜。いつ地球上に現れて子孫は存在しないのか?その謎はつきません。約40億年前に誕生した生命は大きく変動する地球環境の中で誕生と絶滅を繰り返して進化を遂げてきました。広大な宇宙、それを構成する物質、これらを支配する物理法則を知ることは全ての科学的認識の基礎です。

宿情報

グランドニッコー東京 台場

Grand Nikko Tokyo Daiba
大切にしたのは 光と水がもたらす解放感と「晴れやかな気持ちで笑顔あふれるひとときを」という思い心がほどけていくような喜びに満ちた体験をお届けします
京王プラザホテル

「JR新宿駅」西口からは徒歩5分、「都営大江戸線都庁前駅」からは徒歩1分という好立地にたつ超高層ホテル。東京の夜景をのぞむ客室や選べるご朝食が自慢のホテルです。
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