首都防衛の最後の砦　第1師団 創立61周年記念･練馬駐屯地 創設72周年記念式典 2023年4月9日

今回は首都防衛の最後の砦

陸上自衛隊第1師団 創立61周年記念

練馬駐屯地 創設72周年記念式典が2023年4月9日に開催されました

今回はミリタリーイベントレポになります

式典終了後に練馬駐屯地までのアクセスや混雑状況撮影スポットなどもお伝えしますので最後までご覧になってください。

それでは式典の様子をご紹介します

最初に観閲部隊入場

観閲部隊指揮官の入場を妨害する敵工作員が現れ、偵察オートバイ隊員と交戦

敵状を偵察後離脱

敵部隊を排除するため軽装甲機動車と82式指揮通信車の攻撃が始まりました

82式指揮通信車に乗車しているのは観閲部隊指揮官です。

ラッパ隊及び行進儀仗隊が入場してきます

続けて兒玉師団長と小池百合子東京都知事が入場しました

この後首都圏の都道府県旗が入場しました。

第34普通科連隊　部隊紹介

第一師団のウェブサイトの内容も併せてご紹介します

第34普通科連隊は静岡県御殿場市の板妻駐屯地に駐屯し、主に静岡県の防衛・警備・災害派遣を担任しています。
連隊は過去に静岡県に駐屯していた旧陸軍歩兵三十四聨隊の部隊番号を、地域の方々からの要望により、そのまま受け継ぐ形で創設された郷土部隊としての特色を持ち、「燎陽城頭・・・」の軍歌にも歌われた、橘中佐が生んだ岳南精神「矢弾飛び交うもとで人間愛、戦友愛、難局における献身的行動」を継承し創設以来、地域と密着した３４連隊を目指して日々の訓練に励んでいます。
連隊は、災害発生時の各自治体等関係機関との連携を常に保持するため、静岡県や各市町村等での防災訓練などに積極的に参加し、自隊でも防災図上訓練や総合防災競技会などを行い、災害対処能力の一層の向上に努めています。
連隊はこれからも地域に根差し、有事に即応する部隊であり続けるために努力していきます。

70式地雷原爆破装置

この装置は爆薬付きのロープ(爆索)をロケット弾により飛ばし、地雷原を爆破して処理をする装置です。

87式対戦車誘導弾・120mm迫撃砲・81mm迫撃砲。

続いて小銃小隊は様々な火器を使用する部隊の基幹

軽装甲機動戦士　イタズマン　登場

ホントかあ～苦笑

34連隊は昨年度行われた北海道訓練センター通称HTCで攻撃部隊として

運営史上初めて勝利を獲得するなど日々戦闘能力を高めております
これからも軍神と呼ばれた橘中佐の威光を受け継ぐ連隊としてあらゆる任務に

邁進してまいりますとの挨拶がありました

第32普通科連隊　迫力の格闘戦闘

敵ゲリラ兵を制圧するシーンです

負傷隊員の救護訓練です

まぢで自衛隊の人に怒られるよ

第32普通科連隊は埼玉県さいたま市の大宮駐屯地に駐屯し主に埼玉県の

災害派遣・防衛警備を担任しています。連隊は高い格闘能力と救護能力を

持った隊員が多く所属します。

装備品も大切お金も大切ですが人を守るのは人だというメッセージを

発信したつもりでありますとのスピーチでした。

第１師団司令部付隊は、練馬駐屯地に所在し、師団の各部隊の指揮・統制をする第１師団司令部が指揮活動を行うための業務支援や管理全般などを行う部隊です。
今までに司令部付隊は、災害派遣において、司令部の指揮機能の維持や、避難所での給食などの生活支援を、実施してきました。
また第１師団が担当する国賓の歓迎行事を始めとした国家的行事、自衛隊記念日観閲式などにおいても師団司令部の各部隊への指揮機能を支える部隊として日夜活動を続けています。
今後も多様な任務に迅速に対応すべく活動する師団司令部を支える部隊として任務に邁進します。

第１高射特科大隊は静岡県の駒門駐屯地に所在し、短距離および近距離の地対空誘導弾や対空レーダーなどを装備して、航空機等による攻撃から防護することを任務としてます。
大隊は、神奈川県西湘地区の防衛・警備・災害派遣を担任し、有事には任務に即応できうる態勢を完了しています。また過去には、２度の新潟県での地震に伴う災害派遣にそれぞれ隊員・装備を派遣し、生活支援に従事しました。
大隊はこれからも、各自治体・警察・消防などの関係機関との連携を高め、

さらに有事に備え任務に即応する部隊であるために任務に邁進していきます。

第１通信大隊は、東京練馬駐屯地に所在し、師団唯一の通信科部隊として通信組織の構成・維持・運営と、映像・写真撮影業務を行います。
災害派遣等では、師団各部隊から派遣された災害派遣部隊間の通信の確保を行い、その他、生活支援等の任務にあたります。
部隊の編制は、大隊本部と本部管理中隊、第１・第２中隊、計３コの部隊から編成されています。

第１特殊武器防護隊は、東京都練馬駐屯地に所在し、放射性物質や生物・化学などの特殊な武器での攻撃などに対しての防護を担任する師団で唯一の対特殊武器専門部隊として、特殊武器での被害状況の偵察、判別などの分析、それらの汚染を無害化する除染〈じょせん〉などの特殊武器防護に関する任務を行います。
防護隊は過去、前身である師団司令部付隊化学防護小隊が地下鉄サリン事件、茨城県内の原子力施設における放射能漏れ事件などに出動し、保有する対特殊武器防護能力を使用し任務に当たりました。
また、師団が防衛・警備、災害派遣を担任する都県での国民保護や大規模テロ対処などの共同訓練に参加し、警察・消防・自治体と連携しての訓練を行い、連携の強化を図っています。今後も、あらゆる事態に即応して任務にあたる部隊として訓練・業務に邁進します。

第１偵察戦闘大隊は、静岡県御殿場市の駒門駐屯地に駐屯していた第１戦車大隊と東京都練馬区の練馬駐屯地に駐屯していた第１偵察隊を基幹として、令和４年３月１７日、東京都練馬区の朝霞駐屯地で新編されました。
大隊は、第１師団隷下の機甲科部隊で、広範な地域において、警戒・監視能力、機動力、火力を用いて師団の行動に必要な情報を収集する部隊であり、偵察警戒車、軽装甲機動車、偵察用オートバイなどの車両や各種監視器材等を装備する偵察中隊と機動戦闘車等を装備する戦闘中隊及び本部管理中隊で編成されています。 これまでの第１戦車大隊と第１偵察隊の伝統を継承し、各種事態に備え、速やかに即応する部隊として任務に邁進します。

発砲炎を奇麗に写真に撮りたかったんだけど、なかなか上手く撮れないよね。

発砲すると周りが白く煙に包まれたり、走行時の砂塵がまったりするから、

狙い目は最初の発砲で連写モードで撮るのが一番かな？

次回頑張って狙ってみよう

装備品名：１６式機動戦闘車

[乗員]4名
[重量]26ｔ
[全長]8.45ｍ
[全幅]2.98ｍ
[全高]2.87ｍ
[武装] ・105ｍｍライフル砲
・ブローニングM2重機関銃
・74式車載7.62mm機関銃
[概要] 多様な事態への対処において、空輸性・路上機動性に優れた機動力をもって展開するとともに、中距離域での直接照準射撃により軽戦車等を含む敵装甲戦闘車両等を撃破するための装備品。(陸上自衛隊HPより転載)

装備品名：87式偵察警戒車

[乗員]5名
[重量]15ｔ
[全長]5.99ｍ
[全幅]2.48ｍ
[全高]2.8ｍ
[武装] ・25mm機関砲・・１
・74式車載7.62mm機関銃・・１
[概要] 偵察部隊に装備し、空地火力の脅威のなかで、主として路上機動により

偵察警戒任務に当たるほか、側方警戒行動も行う。車体は、82式指揮通信車と

同様、６輪のコンバットタイヤを使用した装輪装甲車。特殊装置として、

操縦用および砲手用の微光暗視装置を積む。搭載の機関砲はＮＡＴＯ制式と

同じエリコン製の25mm砲。(陸上自衛隊HPより転載)

第１普通科連隊は、首都東京に所在する唯一の普通科連隊として練馬駐屯地に駐屯し、主に東京２３区の災害派遣・防衛警備を担任しています。
近年の台風２６号に伴う伊豆大島災害派遣、豪雪による災害派遣などで民生の支援を行っております。
また国賓の歓迎行事を始めとした国家的行事やＰＫＯ・イラクでの人道復興支援活動などへの参加など国際・国内問わず活動を続けています。
今後も東京都や警視庁・消防庁などと連携し、首都東京の平和と安全に寄与できるよう任務に邁進します。

第１施設大隊は、東京都練馬区、埼玉県朝霞市・和光市・新座市の行政区に

またがる朝霞駐屯地に駐屯し、主に東京都多摩西地区の防衛警備・災害派遣を

担任しています。
大隊は、師団唯一の施設科部隊として、川に橋を架ける０７式機動支援橋、

ブルドーザー、油圧ショベル、クレーンなどの土木建設機械を各種装備し、

有事に備えた訓練を行っています。
近年では令和４年７月１日からの大雨（熱海）に伴う災害派遣で民生支援を

行うとともに、警察・消防・地方自治体の防災訓練に参加し、各関係機関との

連携を図っています。

第１普通科連隊の隊員に負傷者が発生しました。

救護班により負傷者を救助します。

第１後方支援連隊は、補給・整備・輸送・衛生の各機能を保持し、師団隷下の

各部隊に対する後方支援を行う部隊であり、主力が所在する練馬駐屯地に加え、朝霞・大宮・板妻・駒門の計５つの駐屯地に駐屯しています。
また、東京都の東多摩地域における防衛警備・災害派遣を担任しています。

災害派遣において民生の支援を行っており、野外入浴セットでの入浴支援の

姿にご記憶があるかと思います。
今後も第１後方支援連隊は、地域に根差した部隊を目指して邁進いたします。

第１飛行隊は、東京都立川駐屯地に所在し、師団の行動を航空機（ヘリコプター）で支援する任務に当たる部隊です。飛行隊は多用途ヘリコプターＵＨ－１Ｊを装備し、空中機動、偵察及び航空輸送等の能力をもっています。
また災害発生時には、第１師団が担任するすべての地域において航空機で速やかに被災地へ前進して被害状況を偵察するとともに、災害派遣を行う部隊の行動を航空機で支援します。
過去に飛行隊は、第１師団が担任する地域で発生した山林火災での災害派遣において、その空中機動力を発揮して、延焼状況の情報収集や、消火用バケットを装備しての空中消火などの任務に当たり、山林火災の被害を最小限にとどめました。
飛行隊は今後も有事に備え、速やかに任務に従事できるように訓練に励みます。

最後に建物に立て籠もった敵工作員を近接戦闘により排除して終了です

『状況終了』

式典終了後に在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏が挨拶されました。

今後このイベントに参加される方向けにアクセスや
混雑状況撮影スポットをご紹介します

自衛隊の方から頂いた会場マップをもとに説明します。

入るゲートは2つあります北側の正門と南側の南門です。

正門はバイク・自転車・人が通れますが南門は人だけが通れます

式典が行われるのは南側にある営庭です
営庭に行くには南門が断然近いです。

そして練馬駐屯地の広報の方に話を聞いたのですが

黄色く囲っている観覧席の方に向けてイベントが開催される

ので東側の観覧席がおすすめされました。

ということで東京メトロ有楽町線の平和台駅がこの南門の最寄り駅になります

朝6時17分に平和台駅を降りて一番出口を目指します

地上に出たら大きな交差点がありますので環八通りを東に進みます。

距離的には約600mほど歩きます

南門に到着したのが6時30分もうすでに10人ぐらいの人が並んでいました

開門が朝9時なので2時間ほど待機になります

9時に開門しましたので順番に並んで検温と手荷物検査を受けます

パイプ椅子は招待客用なので椅子の前に地べたに座るか

右手の観覧席を選びます

今回は初めてなので見渡せる観覧席を選びました。

地べたは前に人が通ることがないので撮影には最も

適していると思いますがカメラがローアングルになりやすいのと

散水車が水を撒くので水がかかりやすいというのが欠点です
観覧席はかなり狭いので三脚を広げる場合歩く人の邪魔にならないように

工夫が必要なのと観覧席自体がしっかりした作りではないので人が歩くと

かなり揺れるのが欠点です

第1師団 創立61周年記念･練馬駐屯地 創設72周年記念式典　迫力満点！装備品展示ツアーの内容もアップしてますのでよろしければそちらの方も見てください

今回の内容はYouTubeのモッキーのチャンネルで詳しく解説していますので宜しければそちらを見てもらえると分かりやすいと思います。