世界のタミヤの歴史がぎっしり詰まった歴史館を見学しました。そこはもうプラモファンとしては聖地と言って良いほど素晴らしく、レトロな品物が数々展示されていました。
歴史館はちょっとオシャレな模型屋さんの様になっています。ディスプレイに展示されている商品の一つ一つにタミヤの魂がこもっている!
歴史館に入ってすぐにアイオワ級戦艦の2番艦。BB-62戦艦ニュージャージーと原子力空母エンタープライズが並んでいる模型が目に飛び込んできます。
1/50の戦艦三笠はデカイ!しかも精巧に出来ています。
1/180の重巡洋艦鳥海でこれは紙製で作られています。これもすごい出来です。
今は珍しい木製の模型です。
何故木製の模型かと言うと1946年に田宮商事を設立した時には模型メーカーではなく、建築用の木材加工販売の会社で1948年に木材の切れ端を使って木材模型の販売する木工部門を新設。木工模型は人気を集めて1953年に木工模型専業メーカーとして再スタートを切ったのがタミヤの原点なんですね。
今のタミヤの模型とは比べようもない出来ですが、それでも当時のお子様の心をゲットしたんでしょうね?モッキーも木製模型は知らないです。田宮模型がそれを作っていたことも初めて知りました。
タミヤアメリカ主催のモデルコンテスト「タミヤコン2005」ディレクターズチョイス賞を受賞した作品。作者はブライアン・ジョスリン氏。
1/350の戦艦ミズーリでの日本降伏調印式を再現したチョーーーーー力作です。
1945年9月2日に戦艦ミズーリの2番主砲横に降伏調印用のテーブルが設けられてミズーリの乗員が見守る中でチェスター・ニミッツ海軍元帥・ダグラス・マッカーサー陸軍元帥など連合国軍高官や日本側代表としては重光葵外務大臣と梅津美治郎参謀総長などが出席して大日本帝国とし連合国に無条件降伏の調印を行い、長く悲惨だった太平洋戦争がここに終結した。
そんな歴史的場面が作りこまれている。感動の逸品です。
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