2013年5月18日に大御所こと徳川家康が隠居場所とした駿府城跡を見に行きました。駿府城跡のブログです。
静岡県庁前からスタートです!借りたチャリンコに乗りながら外堀を見ながらのんびり自転車をこいでいます。チリーーン
巽櫓(たつみやぐら)です。辰巳の方角に位置するのでこの名前になったそうです。その先が東御門になります。
東御門は、駿府城二ノ丸の東にある門です。戦闘に備えて鉄砲狭間があり戦国時代の実践的な作りになっています。
枡形虎口になっています。進入した敵が次の門に行く手を阻まれて3方向から射撃を受ける事にになり攻撃しにくい構造になっています。直角に曲がっている為に次の門を打ち破る攻城側は横および背後から攻撃を受けることになる。
見事に大きな柱があるんですね。東御門の前が安藤帯刀(あんどうたてわき)の屋敷があったことから「帯刀前御門」や、松下浄慶(まつしたじょうけい)にちなんで「浄慶御門」とも呼ばれて重臣たちの出入口として利用されたそうです。
駿府城下の絵があります。
本丸掘で三重掘の一番内側にあります。幅は23m~30mあり深さは約5mあります。
二の丸掘にかかっている北御門橋
特に天守閣があるわけではなく、広々とした公園になっています。
元々駿府城には5層7階の壮麗な天守閣があって城下町からは富士山と並び立って見えたと伝えられています。徳川家康が生きているときに一度火事にあい再建されたけど家康没後に再び火災で焼失してそれ以降再建されることはなかった。そして明治29年に帝国陸軍歩兵第34連隊の誘致に伴い、本丸堀(内堀)は埋められ、城郭施設は全て取り壊されてしまって、城としてお堀と門がわずかに駿府城の面影として残っています。今は駿府城公園として大人や子供が楽しんでいました。
静岡ホビーの旅メイン