国立科学博物館 世界館B3F 宇宙・物質・法則

物理法則を知ることは、すべての科学的認識の基礎 自然のしくみを探る

広大な宇宙、それを構成する物質、これらを支配する物理法則を知ることは、すべての科学的認識の基礎です。
私たちの視野を広げ、自然観を変えてきた自然探求の成果を紹介する展示になっています。
このフロアーはやたら機械が多いです!機械好きにはすごく面白いですね。しかも科学を実際に体験できるのもまた魅力です。
このフロアーで昔からの技術を学んでみては如何ですか?

フラックスゲート磁力計・プロトン磁力計・ホイートストンブリッジ

フラックスゲート磁力計・プロトン磁力計・ホイートストンブリッジなどの計測機器がずらーーと並んでいる。
サイエンス能力に乏しいモッキーには何をする機器なのか?さっぱりわからんブー
電磁石に電流が流れ磁石の間に磁場が発生

実験スペースになっていて機器を動かすと電磁石に電流が流れ磁石の間に磁場が出来て、そのまわりに鉄粉が磁力線に沿ってつながっていく様子が観察できます。
原子時計共振部

手前の大きな機械は原子時計共振部とある。1984年~1993年まで国際原子時の校正に使われていたセシウム原子時計の中核部分。
ドイツのカール・バンベルク社製の子午儀

ドイツのカール・バンベルク社製の子午儀。夜空の星を時計に変えた望遠鏡である恒星が視野内の線を通過したときその星の赤経と観測点の経度がわかればその時の時刻がわかると言う装置。
今は簡単に時刻がわかるが、昔は色々な方法で時刻を測定していたんだね。
ガリレオ・ガリレイが初めて宇宙をのぞいた望遠鏡

ガリレオ・ガリレイが初めて宇宙をのぞいた望遠鏡のレプリカがある、その下はアイザック・ニュートンが考案し1668年に初めて製作した反射式望遠鏡。この形の天体望遠鏡は今でもニュートン式望遠鏡として有名。
スーパーカミオカンデに設置されている光電子倍増管

おお~これは!スーパーカミオカンデに設置されている光電子倍増管でニュートリノが水の分子とぶつかる時にでるわずかな光を観測する機器。スーパーカミオカンデにはこの光電子倍増管が1万個以上並んでいる。
このニュートリノとは太陽や星が消滅する超新星爆発でたくさん放出され、地球上に降り注いでいるけど、あらゆる物質を通り抜ける為、我々はそのその存在に全く気づかない。
2002年にノーベル物理学賞を受賞した東京大学の小柴昌俊名誉教授がこの装置を使ってニュートリノに質量を持つことを明らかにして宇宙誕生の謎に迫ろうとしている。
エスカレーターの中の構造

普段みることが出来ないエスカレーターの中の構造を見ることが出来ます。
ラムダ・ロケット用ランチャ

ラムダ・ロケット用ランチャで1970年2月11日に世界最小の人工衛星を積んだラムダS4型5号機
1号機から4号機まで打ち上げが失敗してこの5号機がソ連・アメリカ・フランスについで世界4番目に人工衛星の打ち上げに成功した。この人工衛星は33年飛び続けて2003年8月2日に北アフリカ上空の大気圏に突入して消滅した。
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