法師温泉 長寿館の名湯

国登録有形文化財の宿 法師温泉は古い歴史を感じさせる秘湯ですぞ!

2012年11月10日に群馬県吾妻渓谷の紅葉を見に行った帰り道、新潟の宿に向かう途中にそのひっそりとした名湯がありました。その名は法師温泉 長寿館です。
立ち寄り湯もあるので早速行ってみました。どんな温泉なのか楽しみです。ワクワク

国道17号線三国峠に登る手前,群馬から行けば猿ヶ京温泉を過ぎて新三国大橋を渡った先に法師温泉の入り口の看板があるのでそこを左折し側道に入ります。しばらく山道を走っていくとそこに法師温泉があります
結構車がびっしり駐車してあり人気の高さが伺われます。


建物に入り、お金を支払ってイザ温泉に!
すごく歴史を感じさせる田舎作りの建物がまた良い感じですね
温泉に入るときには貴重品を入れるボックスがない為、フロントに貴重品を預けます。
立ち寄り入浴料金1000円を支払って温泉に入ります。
ちなみに立ち寄り入浴は受付時間10:30~13:30(利用は14:00まで)となっていて
混雑状況により時間内でも受付が終了することがありますのでご注意下さい。

細い廊下を抜けると法師の湯との案内があります。

さていよいよ温泉に入ります。でもここから先は撮影禁止です
まぁすっぽんぽんになっている姿撮られたら、逆に嫌だろうしマナー違反なので写真撮影は控えます。
お風呂の写真は『じゃらん』さんのサイトにあるのでそちらを転載します。(認可済み)
温泉の写真をクリックすると『じゃらん』さんのサイト飛んで宿を予約できます。

脱衣所から出てイザ温泉に入ろうとしたら女性の声が・・・
お!おおお~ここは混浴じゃあーーん
女性の脱衣所の近くの湯船に浸かっているモッキーの視線はもう脱衣所に釘つけ!
ワクワクワクワク・・・モッキーはもうムッシュむらむら(ダチョウ風味
早速脱衣所から若い女性が・・・こちらを覗いている。
・・・「絶対無理ぃ~」・・・そんな表情をして退却。
次の若い女性も・・・「無理無理」と退いていく。
次々と若い女性が覗いては去っていく。
ムムム・・・もしかして脱衣所付近に陣取るモッキーのせい?そんな予感が頭をよぎる
法師温泉長寿館画像
わ!女性が入ってきた・・・・と思ったら4人のおばちゃん軍団
『ここは若い娘には無理よね~がははは』と言いながら突撃!
恥じらいを過去に捨てた初老のおばちゃん4人組はもう最強です。混浴何のその!全然平気!
脱衣所の近くにいた事が災いしておばちゃん軍団はモッキーの至近距離に!
しかもここから延々とおばちゃんトーク炸裂・・・

近くのおばちゃんの話がサラウンドになりしかも音響効果抜群の状態!そう!目を閉じて心を静めないと・・・
そうだ!モッキーは温泉を楽しもうと思ったんだ!と我に返り、瞑想しながら温泉を楽しむ事にしました。


泉質は無色透明のカルシウム、ナトリウム硫酸塩泉(石膏泉)で胃腸、火傷、動脈硬化等の諸病に適応するとあります。
温泉は自然湧き出る豊富な湯がひかれた砂利の間からポコポコ泡になって出てきます。その為有効成分が失われることなく人体に吸収されると言われてます。
お湯はちょっと温めですが、その分長く温泉に浸かってられます。疲れた体を癒すにはちょうど良い温泉です。

でもぉ~混浴はちょっと無理と言う女性の方は別に女性専用のお風呂も用意されていますのでご安心を!
でも~法師の湯にも男性の目を気にせずゆっくり入りたいと言う方は立ち寄り入浴では無理ですが、宿泊すると午後8時から午後10時までは女性のみのご入浴となります。
また宿泊者専用のお風呂も用意されています。玉城乃湯(内湯と野天風呂)

いいなぁ~いいなぁ~こんな野天風呂にゆっくり入りたいな~
すげぇ~気分がよさそう。ここは宿泊者だけの特権です。

おお!この写真は懐かしの国鉄時代の上原謙さんと高峰三枝子さんの「フルムーン」のポスター
この温泉で撮影されているとはちょっと驚きですね
この温泉の開湯は古く今から1200年前とされている。本館は明治8年に建てられ大浴場は明治28年に鹿鳴館風の建物で作られています。

与謝野鉄寛・与謝野晶子・直木三十五・川端康成などちょー有名人がここを訪れ詠んだ歌を残していっています。
草まくら手枕に似じ借らざらん 山のいでゆの丸太のまくら  与謝野晶子
山祈る太古の民の寂心 今日新にす 法師湯にして  川端康成
春さむの越後山路を越へくれば 猪の伏す如く 法師湯の伏す  直木三十五

すごく人気でなかなか宿が取れないらしいけど、この人里はなれた山間の古い温泉宿を訪れて、至福の一時を過ごすのもまた格別な贅沢かもしれませんね

法師温泉の地図



群馬県利根郡みなかみ町永井650
法師温泉 長 寿 館
電話 0278-66-0005

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