今回の DCS World P-47サンダーボルトは機銃や爆弾などの武装編をお届けしたいと思います。キーボードやフライトスティック X56 HOTASを使った例も紹介していきたいとおもいます。
最初に機銃の使い方です トリガーを引けば弾が出るでしょって思うかもしれませんけど甘い! ミッションによっては安全装置が働いて弾が出ないことがあります。
まず機銃の安全装置を解除するのはガンセーフティカバーを外します。ガンセーフティーのキーボードの割り当てがないので マウスて操作するか適当にキーを割り当てます。ちなみにカバーを外すの左AltキーとSキーに設定しています。続いてガンセーフティスイッチを下に下げてガンとカメラの位置にします。キーボードでは左ShiftとSキーにしています。X56ではモード2のK1UPとDOWNにそれぞれ設定してます。
次にK14照準器について説明したいと思います。この照準器は非常に優れた性能でジャイロにより自分の機体の運動によって放たれた機銃弾の弾丸の予想位置を示してくれます。つまり自分の機体がまっすぐに進んでいれば 光点が中央にあるが旋回したり 機体を横に滑らせるとその軌道に合わせて光点が動き機銃弾がどこに進むかを示してくれます。
ガンサイト明るくするのがキーボードでは右CtrlとOキー 逆に暗くするのは右AltとOキーです
X56ではモード2のH3上と下に設定しています。
ターゲットウイングスパンセレクターは的機の翼の幅を設定します。例えばフォッケウルフ190の翼幅は10.5m なので34フィートの位置にします。また爆撃機のユンカースJU88の翼幅は20メートルなので65フィートの位置にします。キーボードではターゲットスパンの増加がカンマキー 逆に減少がスラッシュキーです。X56ではモード2のH3右と左に設定します。ターゲットスパンを広げることによるガーンサイト中央にある レチクルの幅が広がっていきます。的機の翼がレチクルの幅にあったところで機銃を発射します。
ガンサイトターゲットレンジダイヤルはガンサイトの範囲スケールを設定します。推奨は1100フィートです。キーボードでは 範囲増加がセミコロン 逆に減少はピリオドです。
頻繁に使う機能ではないのでX56には設定してません。
機銃はキーボードではスペースキーです。X56ではトリガーに設定してます。
前方の敵機FW190を攻撃したいと思います。敵機は直進しているので格好の標的になります。12.7ミリ機銃は弾道が直線に近い低伸弾道性に優れ1100フィート335m 付近で弾道が交差するようにしてあります。
その為予め設定してあった敵機の翼幅がレチクルと合ったタイミングで機銃落ちます。
次には爆撃機に対する攻撃の仕方ですが爆撃機の後部銃座はかなり威力を持っているので迂闊に追尾射撃をしたら反撃に遭います。
敵爆撃機の銃座の死角になる真上か真下からの攻撃が一番良いのですが機体の姿勢を維持しながらの射撃はかなりの技量が必要です。
機体を横滑りさせながらの射撃でも有効打を得られます。機銃弾が当たっていない様に見えてもしっかり敵機が被弾してあり、この敵機はその後エンジンから黒煙を吹いて墜落します。
このP-47は非常に重い機体です。少し機体を傾けラダーを使わないと簡単に横滑りをしてくれます。そして機銃はブローニング 12.7 mm機関銃 合計8丁と異常なほどの大火力を持っています。機体を滑らせながらの射撃でも敵に致命傷を与えることが出来ます。
次に燃料管理について説明したいと思います。P-47は胴体内にあるメインタンクと補助タンク及び胴体下と左右の翼の下に落下増槽をつけることができます。
まずは計器の見方です。メインタンクは燃料計右で容量は270ガロン入ります。左が補助タンクで容量は100ガロン入ります。機体外部にある増槽タンクの燃料ゲージはありません。
燃料がエンジンに供給される燃料タンクを選択するのが燃料セレクタバルブハンドルでハンドルの短い方のタンクが選択されています。 上からメインタンク 左が増槽タンク 下が燃料供給の遮断 右が補助タンクになります。燃料を使う順番ですがまず最初に増槽タンク 次にメインタンクではなく補助タンクになります。何故かと言うと補助タンクは機体後方にあり先にメインタンクが空になると重心が後ろに移ってしまうので姿勢制御に支障をきたす恐れがあります。キーボードでは Tキーを使って燃料セレクターバルブハンドルを移動させます。X56では特にボタンの割り当ては行なっていません。
このバルブは外部にある増槽タンクからの燃料の流れを制御します。短い方のハンドルでタンクを選択します。今選択しているのが機体下部の増槽タンクです。左が左翼の増槽タンク 右が右翼の増槽タンクを選択しています。キーボードでは右CtrlとTキーを使ってバルブハンドルを移動させます。X56では特にボタンの割り当ては行っていません。
増槽タンクの燃料ゲージはありませんが燃料が空になるとエンジン音が急に落ちエンジンの燃料圧力が落ち最終的にはメモリが0を示します。その場合は他のタンクを選択します。
増槽タンクの投棄はハードポイントジェティソンハンドルを引きます。キーボードの割り当てがないのでマウスを使うか適当なキーの割り当てを行います。キーボードとX56の割り当ては下記の通りにしています。
左翼増槽タンク | 右翼の増槽タンク | 胴体下部の増槽タンク | |
キーボード | 左CtrlとNumLock | アスタリスク | テンキーのスラッシュ |
X56(モード1) | SW2 | SW6 | SW4 |
次に爆撃の方法についてお伝えします。
爆弾アーミングスイッチを操作して爆弾を投下出来る状態にします。このスイッチを操作しないとウエポンリリースボタンを押しても爆弾を投下することが出来ません。またキーボードの設定はされていないようなのですが頻繁に使う機能なので適当なキーを割り当てることをお勧めします。まずはスイッチカバーを開けてアーミングスイッチを上に上げ爆弾を投下する準備をします。左から左翼 次が右翼 最後が胴体下部のハードポイントにある武器の選択になります。
左翼ハードポイント | 右翼ハードポイント | 胴体下部ハードポイント | |
キーボード | 左Ctrlとテンキーの1 | 左Ctrlとテンキーの3 | 左Ctrlとテンキーの2 |
X56(モード2) | SW1 | SW5 | SW3 |
次にアーミングスイッチを上げて爆弾を投下できる状態にします。
左翼ハードポイント | 右翼ハードポイント | 胴体下部ハードポイント | |
キーボード | 左Ctrlとテンキーの4 | 左Ctrlとテンキーの6 | 左Ctrlとテンキーの5 |
X56(モード2) | SW2 | SW6 | SW4 |
この状態でウェポンリリースボタンを押すと爆弾を投下することができますが残念ながらこの状態では爆弾は爆発しません。
爆弾を爆発させるためにはこのアーミングレバーの設定を行います。
左翼ハードポイント | 右翼ハードポイント | 胴体下部ハードポイント | |
キーボード | 左Ctrlとテンキーの7 | 左Ctrlとテンキーの9 | 左Ctrlとテンキーの8 |
X56(モード1) | SW1 | SW5 | SW3 |
無事に爆発するようになりました。次は爆撃の方法についてお伝えします。
急降下時のエンジンの過冷却を防ぐ為にもしカウルフラップが開いているようなら閉じます。閉じ方は操作方法4 着陸編を見て頂ければと思います。
急降下時の速度超過を防ぐ為にダイブリカバリーフラップを作動させます。キーボードの割り当てはありませんのでマウスで操作するか適当なキーを割り当てます。ちなみに スイッチカバーを外すの右CtrlとFキーリカバリーフラップのスイッチ操作ば右ShiftとFキーに設定しています。X56ではモード1の I とHに設定しています。
急降下爆撃機のダイブブレーキとは違いますが急降下時の引き起こしがし易くなります。次に爆弾の種類に関して説明します。
急降下に入る前エンジンのスロットルを絞ります。
ターゲットを照準器の40ミリラインに合わせます。爆弾の投下はウェポンリリースボタンを押します。キーボードでは右Shiftとスペースキーです。X56ではモード1のフライトスティック側のDボタンに設定しています。
マニュアルでは3000フィート(900メートル)で ウェポンリリースボタンを押して爆弾を離すと書いてありますが動画で確認すると1500フィート(450メートル)付近で爆弾を離しています。
引き起こしのタイミングと敵の対空砲火により落とす高度も違ってきますが、出来るだけ引き付けて投下したほうが命中精度は上がります。
◆AN-M30A1 100ポンド(50㎏)爆弾
これからは搭載爆弾についてお伝えします。最初にAN-M30A1 100ポンド(50㎏)爆弾です
3か所のハードポイントに取り付けることが出来ます。
◆AN-M57 250ポンド(100㎏)爆弾
AN-M57 250ポンド(100㎏)爆弾。3か所のハードポイントに取り付けることが出来ます。
◆AN-64 500ポンド(250㎏)爆弾
AN-64 500ポンド(250㎏)爆弾。3か所のハードポイントに取り付けることが出来ます。
◆AN-65 1000ポンド(500㎏)爆弾
AN-65 1000ポンド(500㎏)爆弾は両翼のハードポイントにしかつけられません。
最大1トン近くの爆弾の積載量は日本海軍の中型爆撃機一式陸上攻撃機とほぼ同じです。
次にロケット弾の発射に関して説明します。ロケット弾は機体のタイプがD40にしか搭載できません。
少しコックピットの配置が違うので要点だけ説明します。まずウェポンレディースイッチカバーを押し上げてスイッチを上向きのレディー状態にします。キーボードの設定はないのでマウス操作か適当にキーを割り当てますがスイッチカバー を上げるの左CtrlとRキー スイッチの操作を左AltとRキーに設定しています。あまり頻繁に使う機能ではないのでX56のボタンの割り当てはしていません。
ロケット関係は全てキーボードの設定が無いのでマウス操作か適当にキーを割り当てます。ロケット発射モードはオートかシングルを選びます。ウェポンリリースボタンを押したときの動作が単発か連射かの違いです。
ロケットヒューズ遅延コントロールは右のINST インスタンテイニアスを選んだ時は信管が瞬発に設定され目標に当たったと同時に爆発します。左のディレイを選ぶと遅延信管になり中戦車やコンクリートで囲まれたバンカーなどの攻撃に適しています。
ロケット一斉射撃モードは上を選択すると片翼ずつ ロケットを発射し下のデュアルを選択すると両翼から同時に発射します。
◆M8 4.5インチ 対地ロケット弾
M8 4.5インチ 対地ロケット弾はD40のみに搭載可能です。
◆5インチHVAR 対地ロケット弾
5インチHVAR 対地ロケット弾もD40のみで両翼に10発搭載します。
最後の説明はスモークです。
スモークを出すことができます。色はブルー・グリーン・オレンジ・レッド・ホワイト・イエローから選べます。スモークはケミカルタンクアーミングスイッチを上に上げると噴出されます。
この内容はYouTubeでも説明しています良かったら見てね!(^_-)-☆
これでP-47D Thunderboltの一連の操作方法について終了します。またメイン画面に戻って他の機体も試してください。これからもコンテンツを増やしていきますのでよろしくお願いします