DCS World P-47D Thunderbolt操作方法#4 着陸編をゆっくり解説

今回の Dcs World P-47サンダーボルトは、着陸編をお届けしたいと思います。キーボードやフライトスティック X56 HOTASを使った例も紹介していきたいと思います。
この着陸は非常に難しかったです 何十回も失敗し何十回も機体を破損させています。何がそんなに難しいかというと 機体が重いので着陸速度が100マイルつまり時速161キロを切ったところで急に失速します。しかも前方視界が極めて悪いので滑走路が見えにくくしかも高度が掴みづらいという点があります。
例えば日本海軍の零戦で着陸速度は69マイル(111キロ) 着陸が難しく『殺人機』とあだ名された雷電でさえ103マイル(166キロ)だからそれを上回る120マイル(193キロ)で着陸しなければいけない P-47はかなり難しいと思います。
それでは最初に機体を安定させます。エルロン・エレベーター・ラダーの各トリムを必要に応じて調整します。キーボードのキーやフライトスティックを使ってトリムの調整を行いますが頻繁に使う機能なのでフライトスティックに機能を割り当てた方が楽です。X56ではM1モードのH2キーにエレベーターとエルロンのトリムの機能を設定しています。
着陸の最終アプローチに入る前に確認する事項を説明したいと思います。テールホイールがロックされていることを確認します 。
キーボードでは右ShiftとTキー
X56ではモード S1でSW4に設定しています。
インタークーラーシャッターがニュートラルの位置になっていることを確認します。続いてオイルクーラーシャッターもニュートラルの位置になっていることを確認します。ちなみにインタークーラーシャッターとオイルクーラーシャッターのキーボードの割り当てキーがありませんので必要ならば独自にキー設定を行います。
プロペラがーバナースイッチはCONSTANT SPEED AUTO スイッチが上を向いている状態に設定されていることを確認します。通常はこの位置なので特に注意する必要はないと思います。
混合気制御ミクスチャーレバーがAUTORICHに設定されていることを確認します。
低スロットル状態でのエンジンの過冷却を防ぐためカウルフラップが完全に閉じていることを確認します 。
もしカウルフラップが開いていたらエンジンカウルフラップハンドルを押し込んでカウルフラップを閉じます。キーボードではカウルフラップを閉じるの左CtrlとAキー逆に開くの左ShiftとAキーです。X56ではM1のTGL2ダウンに設定しています。
ウィングポジションライトオンにします。
キーボードではU
X56では M2モードのTGL1アップに設定します。
テールポジションライトをオンにします。
キーボードでは I
X56ではTGL1ダウンに設定しています。
ランディングライトをオンにします。
キーボードではL
X56ではTGL2アップに設定しています。
次に着陸装置 車輪を降ろします。
キーボードでは車輪を降ろすのが左CtrlとGキー
逆に車輪を上げるのが左ShiftとGキー
X56ではM1モードTGL1 アップとダウンに設定してます。
プロペラ RPMコントロールレバーを操作して回転数を2200にします。スロットルレバーを調整してスピードを徐々に落としていきます。
速度が200マイルを切り最終アプローチ段階になった所でフラップレバーを下げてフラップを完全に下ろします。
キーボードではフラップを下げるのを左ShiftとFキー
X56ではK1アップに設定します。
フラップを下げると急激に速度が低下しますので150マイルを維持することを意識して スロットルを調整します。
あまり急激に高度を下げると車輪がバウンドしてしまうのでゆっくり高度を下げます。スロットルを絞って徐々にスピードを落としていきます。
速度が90マイルを切ると機体が沈み込みます。やや機首を上げてギリギリの高さを維持して主脚と尾輪の3点で着陸するようにします。
ここはつま先ブレーキではなラダーを使いながら滑走路に収まるように操作します。あとはスロットルを戻して減速していきます。ある程度スピードが落ちたら両足のつま先ブレーキをかけます。急ブレーキだとお尻が上がってしまうので軽く叩くようにブレーキをかけます。
これで着陸編は終了です。如何でしたでしょうか?着陸はかなり難易度が高いので練習を重ねてきれいに着陸出来るようにしたいですね!
この内容はYouTubeでも説明しています良かったら見てね!(^_-)-☆


次は更なる試練が待ち受けています。ただでさえ日中の着陸も大変なのに今度は夜間着陸です!コックピット内の照明のつけ方などを加えた操作編をお伝えしたいと思いますので是非見て下さい。

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