今回の DCS World P-47サンダーボルトは誘導路から滑走路に向かうタキシングと大空を飛び立つテイクオフについて説明していきたいとおもいます。キーボードのキーやフライトスティック X56HOTASを使った例も紹介していきます。フライトスティック Logicool X56HOTASレビューやDCS World P-47サンダーボルトのエンジンの始動編も合わせて見ていただくとよりわかりやすいと思います。
これから誘導路に迎えますが進む方向はラダーを使わず左右のつま先ブレーキをかけて曲がります。左に曲がりたい時のキーは左ホイールブレーキで左CTLキーとW を軽くたたきます 逆に右は左ALTキーとWを押します。両方のホイールブレーキをかける場合はWキーを押します。
X56でホイールブレーキの設定はモードS1に設定して右ホイールブレーキをかける場合はスティック側ののH2右ボタンに設定しています。逆に左ホイールブレーキをかける場合はH2左ボタンに設定します。また両方のブレーキはH2上ボタンに割り当てています。
このつま先ブレーキはかなり難しい!少し押しただけでもこのように回転してしまいます。これを防ぐ方法で一番簡単なのは少し動きは鈍くなりますがテールホイールロックコントロールをロックしてしまうと回転しにくくなります。
テールホイールロックコントロールのロックはキーボードでは右ShiftとTを押します。
X56ではSW4に設定しています。
これから誘導路に迎えますがここでも一つ注意が必要です。この機体の前方視界が極めて悪いです。直進しているとこのように衝突してしまいます。
最初この映像を見たときMokkyのように歩くのが面倒だから翼の上に乗せてもらっているのかと思ったんですが実はそうではありません。P-47の翼の上でタキシングのガイドをするメカニックマンの姿です。
タキシングガイドをしてくれないゲームではどうしたらいいかと言うと前に走っている飛行機のように蛇行して前方を確認しながら進む方法があります。それも面倒な場合はこのように外部視点に切り替えてしまう方法が一番楽かもしれません。
滑走路のセンターラインに合わせて機体を移動させます。機体が動かないようにマウス又はキーボードかX56でパーキングブレーキをかけます。パーキングブレーキの掛け方はエンジン始動編を見て頂ければと思います。
フラップの設定をします。通常はフラップを下げなくても良いんですが爆弾や増槽タンクなど機体が重くなる装備をしている場合や 滑走路が短い場合などは少しフラップを下げます。
キーボードではフラップを下げるのは左ShitfとFキー。逆にフラップを上げるのは左CTRLとFキーです。
X56ではフラップを下げるのK1 UP フラップをあげるのがK1 DOWNに設定しています。
フラップの位置は約20度に設定します。
次にキャノピースイッチを使用してキャノピーを閉じます。キーボードでは キャノピークローズが左CTRLとCキー、逆にキャノピーオープンが左ShiftとCキーです。X56ではキャノピークローズをTGL1 UP キャノピーオープンをTGL1 DOWNに設定します
先ず混合機制御ピッチャーレバーがAUTO RICHに設定されている事。またターボスーパーチャージャーレバーが完全に後方に下げて OFFに設定されていることを確認します。スロットルを徐々に前進させてマニホールド圧力を 30水銀柱インチにします。そして合わせて プロペラRPM制御レバーも押して2000RPM付近に調整します。
さていよいよ大空に飛び立ちます。まずホイールブレーキを解除してスロットルを押し込みます
エンジントルクに対抗するために右に少しラダーを当て舵をします。そうしないと機体は左にどんどん流されていきます。X56ではスティックを右に少し捻ります。
機体のスピードが100マイルを越えたところからお尻が持ち上がります。
機体のスピードが120マイルを越えからスティックを少し引き気味にして機体の浮くのを待ちます。
ランディングフラップレバーを操作してフラップを戻します。
また主脚も素早く引き上げます。主脚が引き上げられると着陸装置警告灯が緑から赤に変わります。そして完全に機体に収納されたら赤い警告ランプも消えます。
後はのんびり空中散歩と洒落込みたいと思いますね!おっと着陸の方法はどうしよう?
この内容はYouTubeでも説明しています良かったら見てね!(^_-)-☆
次はいよいよ大空にテイクオフ・・・飛び立ちます。その前に滑走路までのタキシングとテイクオフの操作編をお伝えしたいと思いますので是非見て下さい。