
ひよっこパイロットが撃墜王を目指すmokkyのエースパイロットを見て頂き誠に有難うございます。
今回もゲームDCS Worldでウクライナ空軍仕様のF16戦闘機の操作方法を学ぼうという企画の第3弾
UHFアップフロントコントロールズとMFD多機能ディスプレイの説明になります

解説としてはかなり地味で内容もあまり面白くないかもしれません

だったらやるなよ
面白くない企画だと閲覧者様逃げちゃうじゃん

まあ面白くなくともF-16の機能説明には必要だし今後も続く武器編にも影響するからここは我慢して見てね

最初に今回説明する機能でUFCアップフロントコントロールズには

ICP 統合制御パネルと

DEDデータ入力ディスプレイの2つから構成されています。
これらのコンポーネントはミッション全体を通じてナビゲーション制御・通信射撃管制システムモードおよびデータ入力を行います。
あまり使わない電源オーディオ音声などはコンソールパネルで頻繁に使う機能はこの ICP全般で行います。
このアップフロントコントロールズはかなり重要な機能なので一緒に勉強していきましょう

はーい

アップフロントコントロールズを使うにはコックピット左側にあるIFFコントロールパネルのC&IノブがUFCになっていることを確認します。

まずICP統合制御パネルを軽く説明します。
上にある6つのボタンのうち先頭から4つまでをオーバーライドボタン

後ろの2つを マスターモードボタンと言います。

4つのオーバーライトボタンは優先度の高いシステムを選択できます。
COM1はUHF DEDページを表示します。
COM2はVHF DEDページを表示します。
IFFはIFF DEDページを表示します。
LISTはリスト DEDページを表示します。
マスターモードボタンのA-Aは空対空戦闘モードでA-Gは空対地戦闘モードになります。
オーバーライトボタンとマスターモードボタンを選択するにはこれらのキーを選択するか操作で行います。

SYMノブは上下に回転するとヘッドアップディスプレイのシンボルの明るさが増減します。
これらのキーで行うかマウスの真ん中にあるホイールボタンを回転させます。

優先機能データ入力ボタンICPパネル上にある9つのラベル付きボタンを押すと関連付けられたDEDページが表示されます。
操作方法はこれらのキーを選択するかマウス操作で行います。

DEDインクリメントデクリメントスイッチは
現在表示されているDEDページで選択されているフィールドの増減をします。
これらのキーを選択するかマウス操作で行います。

データ制御スイッチ
DEDページでアスタリスクの項目選択やデータフィールドの移動・DEDページの
復帰に使います。
これらのキーを選択するかマウス操作で行います。

ドリフトカット・アウト ワーニングリセットスイッチ
上のドリフトカットアウト位置にすると飛行経路マーカーが中央に固定されます。
通常は中央の標準に合わせています。
またスイッチを下にするとヘッドアップディスプレイに表示されている警告表示と警告音声をリセットします。
操作はキーバインドされていないので自分で適当なキーを設定するかマウス操作で行います。

RCLリコールボタンは
入力されたデータの最終桁を削除します。

パソコンで言うところのバックスペースみたいなもの?

そうだね
操作方法はこれらのキーを選択するかマウス操作で行います。

ENTR決定ボタンは
入力項目の決定を行います。
操作方法はこれらのキーを選択するかマウス操作で行います。

M-SELモード選択ボタンは
一部のDEDページで使用可能なモードを切り替えるためのボタンです。
操作方法はこれらのキーを選択するかマウス操作で行います。

RETDEPRレチクルディスプレッションノブは
爆撃モード中にヘッドアップディスプレイに表示されているレチクルの上げ下げができます。
操作はキーバインドはされていないので自分で適当なキーを設定するかマウスの真ん中にあるホイールボタンを回転します。
それ以外のBRTノブ・TFR/FLIRコントロール・CONTノブは機能しません。
それでは実際にボタンを押してDEDがどのように表示されるかを見ていきたいと思いますがあまり詳しく説明すると時間がかかりますので後の工程で必要に応じて詳しく説明します。

今表示されているのがCNIページで通信・ナビゲーション・IFFなどのステータスが表示されています。
アクティブなUHFチャンネル
アクティブなVHFチャンネル
有効なIFFトランスポンダーモード
選択されているステアポイント
システム時間
TACANチャンネルです。

COM1ボタンを押すとUHFページが表示されます。
現在アクティブなUHFチャンネル周波数が表示されています。

COM2ボタンを押すと VHFページが表示されます。
現在アクティブなVHFチャンネル周波数が表示されています。
UHF・VHFともにプリセットで登録されている周波数に設定することもできます。

IFFボタンを押すとIFFページが表示されますがマニュアルにはこのページは実装されていませんと書いてありますので機能しないのかもしれません。

よく使う機能をまとめた優先機能ページを表示してみます。
1のボタンを押すとT-ILSページを表示します。
新しいステーションを選択する画面で
左側がTACAN情報
着陸編でTACANシステムを説明する時にでも再度解説します。

優先機能ページから戻るにはデータ制御スイッチをRTNの位置に倒すと戻ります。

2のボタンを押すとアラウページを表示します。
低空の警告を出す高度の表示および設定を行います。
3は機能しないので飛ばして

4の ボタンを押すとステアページを表示し
選択しているステアポイントの情報を表示します。

5のボタンを押すとクルーズページを表示し
データ制御スイッチを右側の
SEQに倒すと画面が
TOSモード
RNGモード
HOMEモード
EDRモード
に切り替わります。

6のボタンを押すとタイムページを表示し
航空機の内部システムの時間が表示されます。

7のボタンを押すとマークページを表示し
地上目標のマーク設定が行えますがそれをまた対地攻撃の時にでも説明します。

8のボタンを押すとFIXナビゲーション修正ページを表示します。

9のボタンを押すとA-CAL高度修正ページを表示します。

LISTボタンを押すとリスト画面が表示されます。
先ほど説明した画面に比べて優先順位の低い画面が表示されます。
優先機能データ入力ボタンでDED表示されている機能を選択します。

DESTは1を押します。
DEDには行先ページが表示されます。
ナビゲーションデータベース内のステアポイントの位置高度などの情報を表示します。

BNGOは2を押します。
BINGO DEDページが表示され機内の燃料レベルが設定した値を下回ったら燃料不足を意味するメッセージが表示されます。
例えば今燃料が2000ポンドを下回ったらこのような警告メッセージが表示されます。

VIPは3を押します。
VIPビジュアルイニシャルポイントを設定する画面で空対地攻撃で使用する照準オプションで機会がありましたらまた説明します。
INTGはRCLリコールボタンを押すと表示されますが機能は実装されていませんので飛ばします。

NAVは4を押します。
ナビゲーションステータスが表示されます。

MANは5を押します。
マニュアルDEDページが表示され空対地兵器の弾道データを調整するために使用します。


DLNKはENTR決定ボタンを押します。
Link16システムの監視および検証に使用します。

CMDSは7を押します。
チャフとフレアの残数管理を行います。

MODAは8を押します。
モードDVDページはマスターモードボタンが
物理的に故障した場合
A-Aは空対空戦闘モード
A-Gは空対地戦闘モードをこの画面で切り替えます。

VRPは9を押します。
VRPビジュアルリファレンスポイントを設定する画面で先ほどのビジュアルイニシャルポイントと同様で空対地攻撃で使用する照準オプションを設定する画面です。

MISCはM-SELモード選択ボタンを押します。
そうするとさらにリスト表示がされますがここはあまり使うことのない画面ですが
一応さらっと解説します。
COPR/OFP/INSM/GPS/DRNGは機能が実装されていないようなので飛ばします。
MAGVは2を押します。
このページは磁気変動 真北か磁北の度数の修正ができます。
HMCSはRCLリコールボタンを押します。
HMCSヘルメットマウントキューイングシステムの設定を行いますが詳しくは
エンジン始動とテイクオフ編をご参照ください。
LASRは5を押します。
このページはレーザーコードの設定を行います。
HTSはENTR決定ボタンを押します。
敵脅威目標に対して特定のレーダータイプを表すALICコードの入力が行えます。
BULLは8を押します。
ブルーズアイは味方機との戦術情報の共有を行うためでステアポイントをブルーズアイ参照点として設定できます。

最後にマスターモードボタンは
A-A空対空戦闘モードを押すとこの画面が表示されます。

A-G空対地戦闘モードはこの画面になります。

続いてMFD多機能ディスプレイの機能も説明します。
こちらも時間の関係で軽く説明しますが今後必要に応じて順次解説していきます。
みーくんちゃんと聞いてる!?( ゚Д゚)

内容がつまらないから思わず寝ちゃった(*’ω’*)
あ!ごめんモッキー?
そろそろアニメの放送時間だからディスプレイにアニメ出して

この ディスプレイはテレビ放送を受信する機能がさすがにないとは思うよ

GAIN・BRT・SYM・OCNの各ロッカーは明るさやコントラストを調整するボタンなのであまり使うことがないので説明は割愛します。

オプション選択ボタンは5個ずつ
上下左右ありますので合計20個あります。
このMFD多機能ディスプレイ関係の操作でキーバインドはされていないので自分で適当なキーを割り当てるかマウスでボタンを直接クリックして操作を行います

SWAPは左右のMFDに表示されている画面の入れ替えをします。

右のMFDに表示されている画面は
FCR火器管制レーダー画面
左のMFDに表示されている画面は
HSD水平状況表示画面

右のMFDに表示されているFCR画面の
FCRと表示しているのボタンをもう一度押すとこの画面が表示されます。
BLANKボタンを押すとMFD画面の電源をオフにします。

HADはAGM-88対レーダーミサイルハームの操作に使います。

RCCEは偵察用MFD画面でこのバージョンの機体では使用できないようです。
リセットメニューはシンボルの明るさコントラストなどを初期値に戻します。

SMSは武装関係の画面です。

DTEはデータ転送装置フォーマット用画面。

TESTはシステム診断およびメンテナンス障害リストを表示して組み込みテストを実行するための画面

FLCSはフライトコントロールコンピューターからのデータを表示するための画面。

FCRは先ほど表示していた火器管制レーダーの画面ですがマスターモードスイッチのA-G空対地戦闘モードを選択するとグラウンドマッピング画面が表示することことができます。
この画面のAGRのボタンを押します。
続いてGMのボタンを押します。

そうするとGMグランドマッピング画面が表示されます。

TGPはターゲティングポットを搭載している場合に表示され目標の光学的検出と追跡を行います。

WPMはAGM-65マーベリックミサイルのテレビ映像を表示します。

あとTRF/FLIRはこの機体では使えないようです。

ずいぶん長くなったけどみんなちゃんここまで見てるかな
ちょっと心配です

大丈夫だよモッキー
ここまで見てる人ほとんどいないからモッキーの心配なんて誰も気にしないよ

次回はもう少し機体の操縦寄りの内容を伝えします
また今回の操作方法はYouTubeで配信していますのでそちらを見てもらった方が全然分かりやすいと思いますので
YouTubeのモッキーのエースパイロットも是非よろしくお願いします