「X56 HOTAS」レビュー Logicoolフライトスティックをゆっくり解説

驚きの高性能 Logicoolフライトスティック「X56 HOTAS」のレビューを行います。13個の軸、5つのハットスイッチ、31個のプログラマブルボタンのそれぞれに3つのモードを割り当てることができキーなどの割り当てが189個以上可能と圧倒的な機能数を誇ります。このフライトスティックにたどり着くまでに購入したフライトスティックも紹介します。


最初に購入したのが写真左側の Thrustmaster T.Flight Hotas 4 エースコンバット7 スカイズ・アンノウンをプレイするのに購入しました。スロットル部分とスティック部分が分離出来るし価格もそれほど高くはないので良かったがボタン数が少ないので、値段はそこそこするが、見た目がカッコいい写真右の『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』フライトスティック for PlayStation 4を購入しましたが、思いっきり期待外れでした。まずボタンがイッパイついていますが、機能しないダミーがあります。そのまま使えると思ったモッキーに衝撃がおきました。しかもフライトスティック下に吸盤が付いているとはいえ、重さがないのでスティックを思いっきり引くと本体もつられて浮き上がります。仕方がないので紐でテーブルに固定して使っていましたがイライラし始めたので新しいフライトスティックを探しました。

見つけました!待望のフライトスティック
スイッチがイッパイ並んでいます!HORI製みたいに機能しないダミーは一切ありません!でも値段もう高級品です。それでも本格的なフライトシムを行うときはこの位の機能は欲しいです。
まずは届いたフライトスティックを箱から取り出しながら紹介していきたいと思います。


箱に入っているのはスロットルとスティック部分そしてスティックの基部になります。

そしてスティックの反発を調整する3種類のスプリングが付いていて既に緑色のスプリングがスティックに取り付けられています。取り付け方法は割愛しますので調整したい人は公式サイトからダウンロードしたマニュアルを参考にして行なってみてください。

スティック部分をスティック基部に接続します。スティックを取り付けたら固定ベゼルを時計回りに回してしっかり締めていきます。

スティックとスロットルの2つのUSBをパソコンに接続したらディバイスの確認を行います。

まずコントロールパネルを開いてハードウェアとサウンド選択します。その後にデバイスとプリンターを選択しますあらかじめロジクールのサイトからドライバーとソフトウェアをインストールしているとスティックとスロットルのデバイスが表示されます。

ゲームコントローラーの設定画面でコントローラーのプロパティを選択します。

スティックのプロパティが表示されてコントローラーのテストができます。
何も触ってない状態なのにミニアナログスティックが激しく動く場合は接触不良も考えられますので一度取り外して再度取り付け直してからしっかり固定ベゼルを固く締めつけます。

合わせてスロットル部分も確認していきます。スロットルロックを外すことにより左右のスロットルを独自に動かすことができます。スロットル自体やや重いですがスロットル横にあるスロットルテンション調節器を使うと多少軽くなります。

 

 

 

次にソフトウェアの説明を行っていきます。色々なキーをコントローラーのボタンに割り当てることができます。ソフトウェアの立ち上げを行います。ソフトウェアはディスクトップにあるアイコンかスタートメニューバーから選択します。

ホーム画面が表示されたらプログラミングタブをクリックしプログラミングを行うデバイスを選択します。

プログラミングタブではコントローラーの各ボタンにお気に入りのゲームで使用するキーボードコマンドを直接コピーすることができます。

3位置モードスイッチで M1/M2/S1と切り替えることにより同じボタンで別のキーボードコマンドを設定することができます。プロファイルエディター内のビューのアイコンを押すことにより3つのモードスイッチに割り当てられた各ボタンに対応するセルが表示されています。
それではセルにキーボードコマンド設定していきたいと思います。

設定したいセルを選択してキープレスの新規設定を行います。

その後ゲームに対応したキーボードのキーを打ち込みます。画面ではEキーを打ち込んでいます。無題という名前のコマンド名ボックスが表示されますので分かりやすい名前を打ち込んでいきます。

続いて複数のキーを使用した設定を行っていきます。例えばランディングギアアップ設定するのにCTRLキーとG キーを合わせて入力しますがそこで一つ注意点があります。CTRLキーを押した後に一旦離してからGキーを押す場合は別々のキーとして認識されてしまう様なので必ずCTRLキーを押しながらGキーを押す様にして下さい。

このようにいろいろなボタンをキーボードの各キーに割り当てることができます。設定が終了しましたらプロファイルエディター内のアイコンでプロファイルの保存を行います。名前を付けて保存しておくとゲームや機体に合わせて別々のプロファイルを持つことができます。また直ちに実行する場合はプロファイルボタンを押します。あと設定タブで軸のデッドゾーンや応答曲線を変更できますがゲーム側で設定しているのでここでは変更しません。

レシプロ戦闘機P-47サンダーボルトの設定例です。ボタン設定にかなり余裕があるので現代の戦闘機など更に設定するボタンが多くなっても対応できそうです。

M1(フライトモード) M2(機内モード) S1(地上操作)
Trigger 機銃
A
B
D
Pinky 爆弾投下
H1 ↑
H1 ←
H1 →
H1 ↓
H2 ↑ エレベーターをトリムアップ ホイールブレーキ両方
H2 ← エルロン左をトリム 左ヒダリタイヤブレーキ
H2 → エルロンを右にトリム 右ミギタイヤブレーキ
H2 ↓ エレベーターをトリムダウン
H3 ↑ ブーストレバーをスロットルに相互接続(トグル) ガンサイトの明るさが増す
H3 ← Gunsight target span Increase
H3 → Gunsight target span Decrease
H3 ↓ ピッチレバーをスロットルに相互接続(トグル) ガンサイトの明るさを下げる
H4
POV
C Stick
E プライマーロック(トグル)
F Push 水噴射ボタン
G Push ホイールブレーキパーキング
I ダイブフラップスイッチカバー(トグル)
H ダイブフラップ(トグル)
SW1 左翼アーミング(トグル) 左翼ボムアーミングスイッチカバー(トグル) メイン燃料タンクセレクターバルブ(次の選択)
SW2 左翼ハードポイント投棄 左翼ボムアーミング(トグル) ジェネレーター(トグル)
SW3 ベリーアーミング(トグル) ベリーボムアーミングスイッチカバー(トグル) バッテリー(トグル)
SW4 ベリーハードポイント投棄 ベリーボムアーミングOFF テールホイールロック(トグル)
SW5 右翼アーミング(トグル) 右翼ボムアーミングスイッチカバー(トグル) スターターエンゲージ
SW6 右翼ハードポイント投棄 右翼ボムアーミング(トグル) スターターENERGIZE
TGL1 UP ランディングギア UP ウィングポジションライト(サイクル選択) キャノピースイッチ閉じる
TGL1 DOWN ランディングギア DOWN テールポジションライト(サイクル選択) キャノピースイッチ開ヒラく
TGL2 UP カウルフラップOPEN ランディングライト(サイクル選択)
TGL2 DOWN カウルフラップ閉じる 懐中電灯
TGL3 UP オイルクーラーシャッターOPEN コックピット照明(次の選択)
TGL3 DOWN オイルクーラーシャッター閉じる コックピット照明(前回選択)
TGL4 UP インタークーラーシャッターOPEN コックピットとライトおよび計器ケイキのサーキットブレーカーのリセット マグネトスイッチ(次の選択)
TGL4 DOWN インタークーラーシャッター閉じる マグネトスイッチ(前回選択)
K1 UP ガンセーフティスイッチカバー(トグル) 着陸フラップ(次の選択)
K1 DOWN ガンセーフティ(トグル) 着陸フラップ(前の選択)
Scroll
SLD 燃料プライミングポンプを操作
Mouse
Rotary1 Zoom View
Rotary2 Instrument Light (analog)
Rotary3 混合物(アナログ) 混合物(アナログ) 混合物(次の選択)
混合物(前の選択)
Rotary4 エンジンRPMIプロペラピッチ(アナログ) エンジンRPMIプロペラピッチ(アナログ) エンジンRPMIプロペラピッチ減少
エンジンRPMIプロペラピッチの増加
Left Throttle ターボスーパーチャージャー(ブースト)コントロールレバー ブースト(アナログ) ブースト減少
ブースト増加
Right Throttle スロットル スロットル(アナログ) スロットルダウン
スロットルアップ
物理的仕様
スティック
  • 縦:18.5cm
  • 横:22.5cm
  • 高さ:26.6cm
  • 重量:1,123g

スロットル

    • 縦:18.5cm
    • 横:22.5cm
    • 高さ:17cm
    • 重量:1,156g
    • ケーブル長:2m

要件

  • Windows® 10/8.1/7
  • USB 2.0ポート×2

189個以上のプログラマブルコントロールに割り当て可能

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