DCS WorldやIL-2 Sturmovik: Cliffs of Doverなどフライトシムをする場合ほぼ必須と言っても過言ではないのがこのコントローラーです。中でもフライトシムをする為にはフライトスティックを使った方が全然楽ですが、でもDCS Worldを無料でダウンロードしたけどまだ本格的にやるかわからない???人にいきなりフライトスティックを購入してくださいと言うのも酷なので、簡単な設定をDCS Worldを使って説明したいと思います。
ゲームパッドでも出来るんですが、正直チョッとつらいです!何がつらいかと言うと指先で機体をコントロールしないといけないので微妙な操作がかなりツライ!使用しているのはアマゾンで購入したEasySMX 有線ゲームパッド PCゲーミングコントローラ Windows/ PS3/ Android/ TV Boxに対応可能(迷彩) 2,000円ほどの安いゲームパッドです。
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最初に問題になるのがゲームパッドだと割り当てられるボタンが少ない事があります。まずその問題から対応したいと思います。
最初に画面左上にある歯車のオプションボタンをクリックします。
まずはオプション画面が表示されたら
①CONTROLSタブを選択
②TF51D Realを選択(もちろんほかの機体でも可)
③特定なボタンを押しながら別のボタンを押す=同時押しキーの設定を行うためModifiersをクリックします。
左枠のModifiersは設定したキーを押している間だけ同時押しが有効
右枠のSwitchesは設定したキーを押すことで同時押しのオンオフが切替
それではゲームパッドの同時押しボタンを設定したいと思います。ModifiersのADDをクリックします。
ADD MODIFIER画面が表示されるのでDevice Nameにゲームパッドコントローラーを選択し左スティックボタンを押し込むとSelect modifier buttonに押し込んだボタンのJOY_BTN9が表示されます。同様に右スティックJOY_BTN10も追加します。
この様に同時押しボタンに設定した左右スティックの設定がModifiersに表示されます。
それではゲームパッドのボタンを割り当てていきます。
軸の割り当てを行うにはAxis Assignを使います。軸の割り当てる前に3軸について説明します。
飛行機は車と違って3次元の運動を行います。その為3次元の動きをする飛行機は3つの操作が必要になります。
まずピッチングは操縦桿を上下に操作することにより 尾翼にあるエレベーターが働き機首が上か下かを向きます。
ローリングは操縦桿を左右に操作することにより主翼にあるエルロンが働き機体が左右に傾きます。
ヨーイングは足下にあるフットバーを左右に押し込むことにより 垂直尾翼にあるラダーが働き機首が左右に向きます。
割り当てるボタンはあくまでも設定例なので お好みに合わせてボタンは変更してください。
Pitchをクリックしてピッチングを設定します。Assignment Panelが表示されたら左スティックの上下どちらかを押します。
次にロールの設定は左スティックの左右どちらか押すことにより設定されます。
最後にラダーの設定は L2 R2ボタンのどちらかを押すことにより設定されます。これで3軸の設定は完了しましたのでゲームパッドを操作して画面上のスライダーにより設定の確認ができます。
次に視点の操作です。
縦方向はAbsolute Camera Vertical Viewをクリックします。右スティックの上下どちらかを押します。
横方向はAbsolute Camera Horizontal Viewをクリックします。右スティックの左右どちらかを押します。
スロットルの設定はThrottle Upのゲームパッドの位置をクリックしてAssignment panelを表示させてゲームパッドのYボタンを押します。同様にThrottle DownはBボタンに設定します。
Engine RPMの増加が同時押しボタンを使い左スティックボタンとYボタンを同時に押します。逆にEngine RPMの減少が左スティックボタンとBボタンの同時押しに設定します。
飛行機の姿勢を安定させる為のTrimの設定を行います。これはかなり頻繁に使うので方向キーに設定します。
機首を上げるElevator Trim UPは方向キー上を押します。
機首を下げるとTrim Elevator Downは方向キー下を押します。
翼の傾きを制御するのがAileron Trimです。
翼を左に傾けるTrim Aileron Leftは方向キー左に設定しています。
翼を右に傾けるTrim Aileron Rightは方向キー右に設定しています。
Flaps UpはXボタン
Flaps DownはAボタンに設定しています。他にも割り当てていますので下の表を参考にしてください。
同時押しなし | Left Joystick同時押し | Right Joystick同時押し | |
Left Joystick ↨ | ピッチ | ||
Left Joystick ↔ | ロール | ||
L2/R2 | ラダー | ||
Right Joystick ↨ | カメラの垂直方向 | ||
Right Joystick ↔ | カメラの水平方向 | ||
Y | スロットル UP | エンジンRPM UP | |
B | スロットル DOWN | エンジンRPM DOWN | |
X | フラップ UP | ||
A | フラップ DOWN | ||
方向キー↑ | エレベータトリム UP | ホイールブレーキ両方 | |
方向キー↓ | エレベータトリム DOWN | ランディングギア UP/DOWN |
|
方向キー→ | エルロントリム左 | 左タイヤブレーキ | |
方向キー← | エルロントリム右 | 右タイヤブレーキ |
参考例として主要機能を割り当てましたがキーの割り当てにはまだ余裕があります。戦闘機などを操作するとさらに機銃や爆弾などの操作にキー割り当てが出来そうです。
指先のスティック操作は思った以上に反応が大きくなり機体が激しく揺れます。その場合はAxis Tuneを押して軸のあそびの設定を行います。
指先の微妙な揺れで機体が反応してしまうと不安定な動きになるため多少の動きに余裕を持たせてゲーム上では感知されないデッドゾーンを設定します。値は5から10くらいがいいと思います。
次に応答曲線を設定しますデッドゾーンの近くに浅いカーブがあるのが一般的な設定で微調整操作の精度を高めます。値は30ぐらいにして良ければOKボタンを押します。
ピッチとロールにデッドゾーンと応答曲線の設定を行います。
最後にラダーの設定ですが右と左の操作が逆になっていて操作しづらいとで反転ラジオボタンを押してデバイスの軸の入れ替えをします。その後デッドゾーンと応答曲線の設定が終わると3軸の調整が完了になります
以上がゲームパッドでTF51Dを飛ばす為の設定になります。さあ~大空に飛び立とう!
Youtubeでも詳しく説明しています!良かったら見て下さい