ひよっこパイロットが撃墜王を目指すmokkyのエースパイロットを見て頂き誠に有難うございます。
今回のDCS WorldはF86セイバーMig- 15の落とし方を教えます編をお届けします。
なんかひよっこパイロットの分際でずいぶん上から目線のタイトルだよね
確かにそれは思ったんだけどこの動画を作る時に何十回もMig-15と戦って最初は全く歯が立たなかったんだけどやっとまともに撃墜できるようになったのでその内容を皆に見てもらおうかなと思って作ったんだよ
でもMig-15って北斗の拳で言う所のザコキャラでしょ???
おいおい!てめぇ~何もんだ?
みーくん牙一族のコスプレかー ?
ぷぴ・・・
ひでぶぅうう ぼぉ~ん
確かに1979年に発刊された丸メカニックF86セイバーによると朝鮮戦争で撃墜792機 損失78機で
キルレシオ 撃墜対被撃墜比率10対1だったが
上昇力と加速力はMig-15が勝り、パイロットの練度と照準装置はアメリカ空軍が上で他は性能はキルレシオ10になるほどの決定的な差はないんだけどここまで差が広がると議論が絶えないという懐疑的な見方が書いてありました。
実際に1990年代半ばにキルレシオ4対1であったことはアメリカが公式に修正しています。
なんか大本営発表のインチキな感じだよね
まあ~いつの時代も戦果を華々しく見せたがる傾向はあるよね
このゲームでMig-15と戦ってみたんだけどザコキャラなんかではなくてむしろ強敵なんだよ
じゃあ実際に戦いながら撃墜方法を伝えていきますね
でもモッキーは空自のパイロットットみたいに専門知識を教えてもらったわけでもないし本やネットで得た知識とパソコンとプレステでやったフライトシムの経験しかないし・・・
実際にMig-15と戦ったわけではないのであくまでも独学なので間違っていたら許してくださいね
まあ日本人でMig-15と戦った人はいないし逆にいたら驚くよ
最初にドロップタンプの切り離しで敵機を発見したら翼に取り付けてある増設燃料タンクを切り離しします。
ドロップタンクの切り離しはコックピット左側にあるドロップタンクコントロールパネルで行います。
これはどのドロップタンクを落とすかを決めるセレクタースイッチです。
大きく分けて2通り選択します。
左側がタンクを1個ずつ投棄する際に合わせます。
右側が2個ずつ投棄します。
基本は2個同時に切り離しします。片方だと機体のバランスが悪くなり機体が傾きます。
セレクタースイッチを動かすにはマウス操作かキーボードは
反時計回りが左Ctrlと左ShiftとFキーで
時計回りが左Ctrl左ShiftとTキー
HOTAS X56では飛行時は全てM1モードのSW1と2に割り当てています。
左上のALL TANKS OFFはタンクを切り離さない。
右のOUTBD ON &JETTは外側のタンクを2個同時に落とします。
落とし方はタンクジェティソンボタンをマウスでクリックするか
キーボードでは左Ctrl左ShiftとDキーで
HOTAS X56ではGプッシュに割り当ています。
右下のINBD ON &JETT は内側のタンクを2個同時に落とします。
基本の兵装は外側がタンクで内側が爆弾やロケットミサイルなので通常はセレクタースイッチを変更する必要はありません。
ドッグ ファイトの基本はいかに敵の後方に回り込むかです。
言い換えると自分も敵に後方を取られないことが大切です。
そのため後方確認用のバックミラーは重要です。
バックミラーを直接マウスでクリックするかキーボードではMキーを押します
ひよっこパイロットが敵機に墜とされる典型的なパターンがこのように目の前の敵だけを見て周りを見ていない。背後に敵がいるに気づいた時はもう回避運動もできず銃撃されて撃墜するパターン です。
大空のサムライこと坂井三郎氏の言葉を借りれば空戦は前2 後ろ9だそうです。
ちょっと計算が合わない気もするけど????
まあそれほど後方確認は前方以上に大切ってことだね
後ろを振り返るにはキーボードではテンキーの4か6で後ろを振り向くんですができればフライトスティックやゲームパッドにアナログスティックが付いていると振り返りが楽になります。
HOTAS X56ではスロットル側についている右アナログスティックを使っています。
スティックを押している間はその方向向き離すと正面に戻るので非常に使い勝手がいいです
敵機に背後を取られた時の回避方法をお伝えします
まず上昇して敵から逃げる方法ですがこれはあまりお勧めしません
理由はMig-15の方が圧倒的に上昇力は上です。
宙返りして逃げるのもありですがスピードがないと失速してしまいます。
次に背面からの急降下スプリットSが有効ですがこれも高度がないと地面に激突します。
この後地面に激突しました(´;ω;`)ウゥゥ
機動性はF86の方が上なので一番良い逃げ方は垂直旋回です。
ほとんどこれで回避できますがこれもある程度の高度は必要になります。
坂井三郎の零戦操縦という本の中で横滑りをしながら射線回避の方法が書いてあったのでこのゲームでこの方法が有効かを試してみたいと思います。
飛行機の正しい旋回は三舵のバランスがうまく釣り合って旋回する釣り合い旋回を言います。そしてこのゲームのF86はオートラダーになっているので急旋回をしても旋回計のボールが中心にきます。
釣り合い旋回は優等生の旋回とも言えますが、坂井三郎氏いわく空戦では優等生の飛び方で墜とされてしまうと書いてあります。
横滑りは操縦桿を左右どちらかに少し倒しそれと同時に反対側のフットバーを踏み込むことで生じます。
この図では右に操縦桿を倒し左のフットバーを踏み込むがエルロンを効かせすぎて機体は右にバンクして横滑りを起こします。
この場合は方向舵を効かせすぎてバンク方向とは逆の方向に機体が滑ります。
先ほどこの機体はオートラダーと説明し ましたがだからといってラダーが全く操作できないわけではありません。
ラダーはキーボードではZとXキーですがこれはできるだけフライトスティックを使って操作した方が良いです。
HOTAS X56ではスティックをひねることでラダー操作を行います。
背後から敵機が迫っていますが水平飛行ではだいたい0.4ノーティカルマイルあたりで発砲してきます。
あまり早く回避運動を行うとに未来予測位置に射撃されてしまいますのである程度ひき付ける必要があります。
この頃合いを図るのは非常に難しいので0.5ノーティカルマイルで回避します。
スティックを左にひねって左ラダーを押し込みながらスティックは右に倒します。操作に余裕があればエアブレーキをかけて減速して敵機に修正射撃の余裕を与えないとより効果的です。
実戦と違ってあくまでもゲームなので撃墜されても構わないのですが後方確認と回避方法をしっかりすることによって墜とされる確率はぐっと減ります。
機銃はインテークに12.7mm機銃6門を装備していてこれはトリガーを引きっぱなしにするとだいたい14秒で弾を撃ち尽くします。
次に戦闘中に起こる厄介な現象について説明します。
最初にブラックアウトです。これは下半身側に強いGがかかり脳に血液が供給できず目の前が暗くなり最後には意識を失います。
この場合スティックを少し戻して旋回を緩めると視界が回復します。
さらに厄介なのはレットアウトです。ブラックアウトは逆に頭部側に大きなGがかかり血液が眼球に集中して視野が赤くなる現象です。
こちらは先ほどのブラックアウトより危険なので視野が赤くなったら直ちに旋回を止めて回復する必要があります。
レーダー照準装置について説明します。
レーダーで敵機を追尾するといってもミサイルのように機銃弾自体が敵機を勝手に追って命中するというものではありません。
あくまでも発射した機銃弾などの位置に向かうかを示してくれます。
そしてそのためにあらかじめ手順が必要になります
これはジャイロが損傷するのを避けるために地上を移動する際や離陸着陸の際は左のCAGEに合わせますが通常は右のUNCAGEの位置にします。
マウス操作かキーボードの割り当てがないので独自に割り当てる必要があります。
これは照準レチクルの強度を調整するためのダイヤルです。
レーダーの出力強度を調整するためのダイヤルです。
ほとんど使わないのですが低高度の際は少し強度を減らすことを推奨しますとマニュアルには書いてあります。
レーダー測距装置が作動するとレーダー目標表示灯が点灯します。
ターゲットをロックし追跡を開始します。
サイトレンジダイヤルはターゲット範囲を表示します。
レーダによって提供された距離データを示します。
こちらは敵機の翼幅を入力します。ターゲットサイズは30フィートから120フィートでコンピュータの計算に使用されます。
ちなみにMig-15の翼幅は33フィートなので特にこれを動かすこともありませんが変更はキーボードではカンマまだはスラッシュを使用します
スロットルに組み込まれているレンジスィープレオスタットノブを反時計回りに回して照準レチクルを小さくしてジャイロ の差異運動率を最大に設定します。
キーボードではセミコロン
HOTAS X56ではロータリーの反時計回りに設定しています。
次に敵機を照準レチクル内にCAGE 閉じ込める作業です。
でも敵機は頻繁に動いているしこの機体も動いているので照準レチクルが目まぐるしく動きます。その中に敵機を入れるのは結構大変な作業です。
一つの方法はこのサイト・メカニカルケージング・レバーをCAGE側にして照準レチクルを固定にする方法がありますがイチイチこのレバーを操作するのも煩わしいのでサイト・エレクトリカル・ケイジングボタンを使用します。
キーボードでは本来TABキーのはずですがうまく設定できなかったので左手が届きそうな無変換に設定しています。
HOTAS X56ではスティック側についているDボタンを使用しています。
このボタンを押している間は照準レチクルが安定します。
照準レチクルに敵をCAGEするとレーダー目標表示灯が点灯しターゲットをロック追跡を開始します。
その状態になったらCAGEを外しUNCAGE状態で敵の背後を取ります。
敵の背後を取ったらレンジスィープレオスタットノブを時計回りにしてレンジ幅を最小にします。
キーボードではコロン
HOTAS X56ではロータリー2の時計回りに設定しています。
照準レチクルは拡大します
照準レチクルの中心点に敵機を重ねて射撃を開始します。
確かに敵機に12.7mm機銃は当たってはいるんですが実際に現場からも12.7mm機銃では威力不足との報告もありますが数発命中しただけでは何事もなかったように敵機は飛び続けます。
ギリギリまで敵機を引きつけてから必殺の一撃を加えるよりも多少離れていても敵機の進路上に弾幕を張りそこに敵を追いやるやり方のほうが有効です。
最後にガンカメラの設定に関してお伝えして終わりです
設定はオプションのスペシャル F86をクリックして
ガンカメラモードを選択します。
トラックはリプレイでの表示
ONはすぐに表示されます。
この内容はYouTubeでも説明しています良かったら見てね!(^_-)-☆