ひよっこパイロットが撃墜王を目指すmokkyのエースパイロットを見て頂き誠に有難うございます。
今回の動画は新谷かおる先生が書かれた大ヒットマンガ
エリア88の世界観をフライトシミュレーターDCS Worldで遊ぶ企画の第5弾
風間真の登場機 F5EタイガーⅡの
空対地兵装を解説します。
この F5Eは空対空兵装が少し貧弱だけどその代わり空対地能力は結構高く
今でも攻撃機として運用されている国があります
そういえば映画の地獄の黙示録で
F5E戦闘機がナパーム弾をドババ~バと投下したよね
フィリピン空軍の協力を受けて撮影したようだけど
今回のDCS Worldにはナパーム弾はないんだよね
通常爆撃の流れは同じで機器の操作もだいたい同じです
基本的には降下角度20度から30度の緩やかな降下降下をする緩降下爆撃を行います。
まず最初にMk.82スネークアイに関してお伝えします。
4枚のフィンが十字に広がるかっこいい爆弾だよね
低空侵入爆撃で自分の機体が爆風で損傷することを防ぐ目的で爆弾の落下速度を落として自分の機体が目標より離れる時間を稼ぐ必要があるんだよね
爆撃方法は緩降下と先ほどお伝えしましたが爆弾リリース時間をずらして
広範囲に爆弾をばらまきたい場合はむしろ水平爆撃の方が進行方向に爆弾を
ばらまくことができます
最初に艦船に対する爆撃なのでできるだけ爆弾の弾着誤差を小さくしたい為
緩降下をしながら爆弾を投下します。
武装コントロールパネルで投下する爆弾の位置セレクターを上にあげます
セレクタースイッチの操作はマウス 操作かこれらのキーで行います。
インターバルスイッチを設定して爆弾投下間隔を設定します。
設定は上から0.06秒 0.1秒 0.14秒が選べます
インターバルスイッチの設定はマウス操作か
スイッチ上に上げるのが左Ctrlと左ShiftとQキーで
下げるのは左Ctrlと左ShiftとAキーです。
今回は一斉投弾なので上の0.06秒にしました
信管のセットをします
真ん中の状態はセーフティーで爆弾を投下しても爆発しません
上がノーズ 弾頭信管で着弾の衝撃により爆発します
下のテールは弾底信管である程度の貫通力が必要な場合に設定します。
推奨はノーズ&テールですが今回は艦船攻撃のためテールにセットしました
設定はマウス操作か
スイッチの時計回りが左Ctrlと左ShiftとEキーで
反時計回りが左Ctrlと左ShiftとWキーです
外部装備セレクタースイッチをBOMBかRIPLの位置にしますがBONBの位置だと爆弾リリースボタンを押すと各パイロンに搭載されている爆弾一発ずつ投下します
爆弾リリースボタン1回で全弾投下したい場合はRIPLの位置にします
マウス操作かスイッチの時計回りが
左Ctrlと左Shiftと左大括弧で
反時計回りが左Ctrlと左Shiftと右大括弧です。
サイトモードセレクターをMANの位置にし手動制御モードにします。
マウス操作がキーボードではファンクション下の4キーです。
最後にガンサイトレチクルの位置を下げます。
レチクルの上げ下げは上の数値で判断し操作はマウスのホイールかレチクルを
下に下げるのが右Ctrlと左大括弧
上に上げるのが右Ctrlと右大括弧で
だいたい数字は80から70にします。
降下角20度から30度で爆弾投下高度は2000フィート600mから1500フィート450mで爆弾リリースボタンを押して爆弾を切り離しします。
爆弾の命中率を高めるには出来るだけ接近して切り離すのが良いので余裕があれば1500フィートがおすすめです
その後機体を引き上げて離脱します速度が速すぎると引き起こしの際に
機体の空中分解が起こるので速度を十分に落としてから300ノットから350ノットで降下を始めます
次も同じMk.82スネークアイですが今度は滑走路に駐機している敵戦闘機に対しての攻撃を行うため爆弾投下間隔を長くして出来るだけ水平爆撃を行います
インターバルスイッチは0.14秒の爆弾投下間隔を設定します 。
信管はノーズの瞬発信管を選択します。
高度200フィート 60mの超低空侵入を行います
これ以下の高度だと落とした爆弾の衝撃で機体が破損することがありますので200フィートを維持し速度もできるだけ早く400ノット 時速740キロ以上は欲しいところです
敵航空機に大損害を与えたね
次は設定が大変だった レーザー誘導爆弾
ペイブウェイⅡ GBU-12
Mk.82 500ポンド爆弾の説明です。
ターゲットポットを装備した最近のマルチロール機はレーザー誘導爆弾 搭載母機
1機で運用可能だがこのF5Eはターゲットポットを搭載した僚機や地上部隊の
レーザー照射を行うことにより爆弾を命中させます。
今回は地上部隊のレーザー誘導の方法も併せて解説します。
最初にミッションエディターで自分の機体のレーザーコードの確認と地上部隊の
配置を説明します。
配置した自分の機体のF5Eの設定で赤枠に囲った所をクリックして
JTAC Joint Terminal Attack Controller統合末端攻撃統制官
との通信をする無線周波数を決めます。
何でもいいんですが分かりやすいのでチャンネル1のAM 305Mヘルツに設定しました
次にレーザー目標指示装置Laser designatorとの同期を行うためレーザーコード
を設定する必要があります。
赤枠で囲ったタブを選び
レーザーコードを設定します。デフォルトの設定は1688です。
次に地上部隊を配置します。
カントリーは友軍なので青色のUSAを選択し
カテゴリーは歩兵を意味するinfantryを選択
タイプにJTACを選びます。
歩兵が勝手に攻撃しないように
SET OPTIONのROE
WEAPON HOLDを選びます。
次にSTART ENROUTE TASKでACTIONがFAC ENGAGE GROUP”を選びます
GROUPにはターゲットになる敵を選択します
そうすると敵との線がつながります。
WEAPONはオートでいいのですが
DESIGNATIONはLASERを選択します。
そうすることでレーザーコードが1688で先ほど確認した番号が表示されます。
CALLSIGNは何でもいいんですが今回はPointerを選択しました。
FREQUENCYは先ほど確認した305MヘルツAMに設定します。
これで地上のJTAC統合末端攻撃統制官の設定は完了です。
続いてJTACとのやり取りに関して説明します。
最初にJTACとの通信で使用するUHF無線の周波数を設定します。
チャンネル1の305Mヘルツに設定されていますのでそのままです。
UHFラジオファンクションセレクター スイッチを両方の意味のBOSEの位置に設定します。
マウス操作かセレクタースイッチを時計回りに回すのが左Shiftと
ファンクション下にある6キーで反時計回りが左Ctrlと6キーです。
UHFラジオでJTACとの通信を行うのが右ALTとバック スラッシュで
UHF ラジオ マイクロフォン ボタンを押すことで会話ができます
ファンクション4でJTACサブメニューを選択します
次にチェックイン時間を選択しますが
多分 ファンクション1で良さそうです
この表示が出ると先に進めますがこの表示がされない場合は障害物でJTACが直接敵を見ることができないとか敵艦船を対象にしている場合も表示が出ませんのでその場合は地上目標に切り替えます。
ファンクション1を押して情報を受け取る準備ができていることを伝えます
再び右ALT バックスラッシュで ファンクション1を押します
再度右ALT バックスラッシュ ファンクション1を押します
もう一度ALT バックスラッシュ ファンクション1を押します
最後に右ALT バックスラッシュ ファンクション1を押して
LASER ONを選択します
これでレーザー誘導が完了しました
まずは緩降下で爆撃を行います
基本的には先ほどお伝えしたMk.82スネークアイの艦船攻撃と同じですが
外部セレクションスイッチをBOMBの位置にし
信管の位置をノーズ&テールにセットします
あとは降下角20度でピッパーの位置に合わせて2000フィートで爆弾リリースボタンを押すと爆弾を投下します
敵が対空機関砲だったらその高度だと反撃を受けちゃうよね
そうなんだよね 出来るだけ高高度の水平爆撃を行いたいんだけどこの機体は
水平爆撃用の照準器がないので目測で投下しないといけないんだよね
一応参考として高度1万メートルからの水平爆撃も行ってみました。
高度3万フィート 速度300ノットで水平飛行を行っています。
敵との距離10kmで爆弾リリースボタンを押して爆弾を切り離します
こんな適当な爆撃でもレーザー誘導だと当たっちゃうんだね
最後にロケット弾の発射をお伝えしてこの解説は終わりになります。
外部装備セレクタースイッチをRKT/DISPの位置にします
降下角がやや深めの30度なので高度2500フィートで早めにロケットを発射しました
F16戦闘機に比べてかなり照準器が貧弱で設定が面倒なのでどちらかというと
F86セーバーのような旧式機に近い照準器です。
エリア88の世界観をフライトシュミレーター
DCS Worldで遊ぶ企画の第5弾
風間真の登場機F5E タイガーⅡの空対地兵装の解説はいかがでしたでしょうか
今回の操作方法はYouTubeで配信していますのでそちらを見てもらった方が全然分かりやすいと思いますので
YouTubeのモッキーのエースパイロットも是非よろしくお願いします