
ひよっこパイロットが撃墜王を目指すmokkyのエースパイロットを見て頂き誠に有難うございます。
今回もゲームDCS Worldでウクライナ空軍仕様のF16戦闘機の操作方法を学ぼうという企画の第4弾
ランディング着陸編です

はあ~とうとうやってきました!モッキーが一番苦手な
着陸 ランディングです
しかも横風ビュンビュンの強風と視界も悪い雨などの着陸も行います

モッキーにとってはもはや無謀な企画という言葉以外見当たらないんだけど

本当だよね これがゲームじゃなければ何回死んだことか?
それでは晴天で風があまりない条件でのオーバーヘッドアプローチとILS計器着陸システムを使った夜間の無灯火の空港や横風10mの荒天着陸などハラハラドキドキのランディングです

もう1度聞くけど大丈夫?モッキー

うん なんとか皆さんにお見せできる程度の着陸は出来るようになったので機能を説明しますね

それでは最初にオーバーヘッドアプローチに関して見ていきましょう
これは戦闘機の一般的が着陸方法で滑走路の上空を360°旋回しながら着陸する方法です
民間機とは違い軍用機だと滑走路が爆撃されて損傷してるかもしれないし直線飛行の着陸が無防備で敵の攻撃にさらされる危険があるから旋回しながら高度と速度を落としていく方法です

1番目はイニシャルアプローチで確認することは

レーダー高度計がオンになってることだけど基本的にはオンになってると思いますので神経質に確認しなくても良いかもしれないです。

着陸滑走路の上空1500フィート300ノットで通過します。

2番目はオーバーヘッドブレイクで

スピードブレーキを展開します。
スロットルについているキーですがマウスでは操作しにくいのでこれらのキーを使ってスピードブレーキを操作します。

確認方法は機体後方のスピードブレーキが展開してるかを目視確認するか
計器でこのマークになるとスピードブレーキが展開してるということです。

スロットルを押し込んで80%RPMに設定します。
左右どちらの旋回でも良いのですがモッキーはいつも左旋回を行っています。
旋回時の角度は約70°を維持します。

旋回の角度は取りすぎじゅあないの?80度を超えているようだけど?

結構バンクの角度がきついかなと思って後で分度器で測ってみたけど80度までは行ってないようだね

高度を落とさないようにするにはヘッドアップディスプレイの水平線に飛行経路マーカーを合わせます。

水平線に合わせて旋回って大変じゃない?

本当に大変だよ飛行経路マーカーが上に行ったり下に行ったり高度を維持するのが本当に大変です

3番目はダウンウィンドレグで着陸する滑走路と逆の方向に進みます。
マニュアルには高度1500フィート 速度220ノットでロールアウトすると書いてありますが正直そこは正確に守らなくてもだいたい後で補正すればいいとは思います
ただロールは速度が遅いとどうしても高度を維持するのが難しいから遅いよりは早い方が旋回は楽です。

ランディングギアを押して主脚を展開します。
だいたいフライトシムの場合Gキーを押すとランディングギアが展開してくれるのでキーボードで行った方が楽です

ランディングライトがアップされてることを確認します。
もしライトがTAXIになっていればキーバインドされていないので自分で適当なキーを設定するかマウス操作で行います。

4番目はベースタウンで翼端が滑走端になったら旋回します。

あれモッキー? もう滑走路の端超えてるけど???

ってマニュアルには書いてありますが実は翼端が滑走端て着陸ポイントが大体2ノーティカルマイルあたりになるので着陸まで高度を修正する距離が短くて結構慌てます。

よく高度が低かったり高かったりして慌てているよね。

うんだからつも最終ターンは3ノーティカルマイルを超えてから行ってます。
それにはもう1つ理由がありますがそれは後で説明しますね

マニュアルだとピッチ マイナス8度から10度まで下げながら旋回して高度を下げると書いてありますけど滑走路から結構長めに距離を取ってるのでそれだと高度を下げすぎてしまいますのでマイナス5度くらいの限度で旋回しています。
余裕があれば滑走路を確認しながら旋回するとファイナルターンを綺麗に決められます。

5番目としてはファイナルターンで滑走路が正面に見えるはずです。
一部の解説ではアップトリムをした方が良いと解説してる動画もありますが、その方が楽なんですけど一応マニュアルだとこのように書いてあります
迎え角を制御するためにピッチトリムを使用しないでください。
代わりにスロットルを使用するとフライバイワイヤシステムがAOAを自動的に調整しますとのことです

ちなみにAOAの迎え角の角度はこの画面で確認できます。
角度としては11度 黄色と緑の境界線あたりになります。
3ノーティカルマイルで旋回の理由がもう1つあります。
これも動画で見たのですが180から200ノットで降下を始める時に
10ノーティカルマイルで3000フィート
5ノーティカルマイルで1500フィート
2.5ノーティカルマイルで750フィート
を目安にすると良いと解説していましたので大体そのくらいのランディングを行っています。
そのため旋回後2.5ノーティカルマイルを目安にしたいので余裕を見て3ノーティカルマイルで旋回を終えるように目安にしています。

ここが結構重要なのがヘッドアップディスプレイの表示です。
この画面を見ながら説明します。
ステアーポイントから2.8ノーティカルマイル
高度760フィートです。

さっき2.5ノマイルが750フィートって言ってたよね

あくまでも目安だから厳密にその数字じゃなくちゃいけないってわけじゃないんだけど表示されてるステアポイントは滑走路中央の位置だから実際に着陸するポイントは手前になるのでマイナス0.3ノーティカルマイルだとちょうど2.5ノーティカルマイルになるのでちょうどいい高さかな
速度191ノットややスピードが早いですかね

滑走路に対してやや左にそれたのでこれから修正しますがポイントはこのピッチ角2.5°のラインが結構重要になります。
基本的には操作はこの飛行経路マーカーを2.5°のピッチラインの上に合わせてスロットルを出し入れしながら調整します。

それと2.5°のピッチラインが滑走路のいちばん端の位置になるようにします。

6番目がショートファイナルで飛行経路マーカーを2.5°のピッチラインの手前に持ってきて滑走路に接近します。

スティックをやや引いて降下速度を落とします。
あとは急に速度を落とすと失速してドスンと機体を落としてしまいますのでゆっくりスロットルをアイドルに戻します。

7番目ロールアウトで130kmで接地して操縦感を引いた状態を維持します。
あまり引きすぎるとエアーブレーキやエンジンノズルをこすってしまいますのでAOAは赤の位置にならない程度で操縦感を引いて速度が100ノットになるまでそのままの体勢を維持します。

速度が早い時に思いっきり急ブレーキをかけると機体が横滑りする場合がありますのでスピードを落としながら徐々に制動をかけてラダーを操作して滑走路の中央になるようにします。
ここまでがオーバーヘッドアプローチでの操作方法です。

モッキーにしてはまともな着陸じゃん

へへへ~ミーくんもっと褒めてもいいんだよ

みーくんは知ってますこの着陸に何十回も練習したことを(苦笑

次にILS計器着陸システムとタカン戦術航法装置を説明します。
条件としては日中の雨しかも濃霧といった全く滑走路が見えない状態です

モッキーの腕じゃあ100%無理じゃん

そうとは言えないんだよね モッキーの腕の悪さをテクノロジーがカバーする仕組みがこのILS計器着陸システムです。

まず空港のILS周波数を確認しましょう
ファンクション10を押してマップを表示します
そこで着陸する空港を選択します
今回はジョージア南西部コブレチ空港です。
ILS周波数は111.50

滑走路方向が7と書いてありますが細かい数字が分からないのでこの定規で測ると
頭の反転してる角度が63°になります。

ILS計器着陸システムには欠点があります。
距離が離れてると受信することができません
その場合はタカン戦術航法装置を使用します
そのためタカンの周波数も一応確認しておきましょう
67KBLです

さてコックピットに戻ってICP統合制御パネルでILSの設定をします
ICP統合制御パネルの1のT-ILSボタンを押します
これらのキーを使うと打てますが正直マウスで操作した方が楽です

1のボタンを押すと右のDEDデータ入力ディスプレイにT-ILSページが表示されます
左側がタカンで右側がILSです

まずILSのFRQが強調表示されるようにデータ制御スイッチの上下を選択してアスタリスクを移動させます。
これらのキーを選択するかマウス操作で行います

ICP統合制御パネルのボタンを使って先ほど調べたILS周波数は111.50を入力しますがコンマは入力しなくてもいいのでそのまま数字を入力します
そしてENTRエンターボタンを押します

次の項目が選択されている滑走路進入方向を入力します
ここも63と入力すればOKです
そしてENTRエンターボタンを押します

ILS信号が受信したら受信信号音と共にDEDデータディスプレイのCMD STRG
コマンドステアリングが強調表示されますが現在は強調表示されていないのでILS受信範囲外となります
そのためタカンの設定も行います

CHANにアスタリスクを持っていきタカン周波数67と入力します。
データ制御スイッチを右側のSEQに倒すとタカンが切り替えREC になってるのをT/R送受信モードにします。

EHSI電子水平状況表示器のMと書いてあるモードボタンを押します。
キーバインドはされていないので自分で適当なキーを割り当てるかマウスでボタンを直接クリックして操作を行います。

モードボタンを押してTCN タカンに設定します。
現在コースが0°になってるので着陸コースを選択します。
コース設定ノブをマウスのホイールボタンで回してコースを選択します。
着陸コースは63にセットします。
真ん中の線コース逸脱インジケーターが左を差しているので滑走路は今のコースから左の位置になってることを示しています。

機首を左に向けてコースを修正します。
着陸コースに近づくにつれてコース逸脱インジケーターも中央に針が近づいてきます。

ILSが受信してるみたいだね

本当だねタカンのコースを修正したら今度はILSの説明をしましょう。

EHSI電子水平状況表示器でPLS NAVが表示されるまでモードMボタンを押します。
そうすると姿勢方向指示器に2つのラインが表示されます。
そのラインは同じようにヘッドアップディスプレイにも表示されます。
まず機体の方向の位置を示す縦のラインのローカライザーと
高度を示す横のラインのグライドスロープが表示されます。
この2本のラインにより滑路の方向と高度が分かります。
今の飛行経路マーカーがグライドスロープより下にあるので高度が低いので高度を上げる必要があります。
垂直のローカライザーが左にあるので滑走路は左にあることを示し機首をやや左に合わせます。
基本は上下左右の中心に飛行経路マーカーを合わせます。
それと下の計器の電子水平状況表示器のコース逸脱インジケーターも合わせて確認します。

あとはひたすらローカライザーとグライドスロープに合わせて操縦します。
あとヘッドアップディスプレイにあるステアポイントの位置を示すダイヤモンドシンボルも確認すると着陸する位置が大体分かります。
濃霧なので全く滑走路が見えません
本当に計器頼りです

モッキー プープってなんか変な音が鳴っているんだけど?

全ての空港にあるわけではないけど着陸進路上にアウターとインナーの
2つのビーコンが設置されています。
そのビーコンの上空を通過すると先ほどの音と共にマーカービーコンライトが点灯します

お!?発走路がやっと見えました

いきなり現れてちょっとびっくりしたって感じだね

ILS計器着陸システムを使うとかなりの悪条件でも着陸することができます

例えば全く滑走路が見えない無灯火の空港とか

夜なんだから滑走路誘導灯くらいけろよ(;∀;)

もう1つ横風10mの着陸です。

なんか機体が流されてるね

まあこさえつめば他の機体に比べて着陸し易いかな?

嘘つけ何度も着陸失敗したくせに

今回のウクライナ空軍仕様のF-16戦闘機の着陸編はいかがでしたでしょうか?
それでは次回もこのF-16戦闘機の操作方法をこのDCS Worldを使ってお伝えしますので是非お付き合いいただけと嬉しいです。
また今回の操作方法はYouTubeで配信していますのでそちらを見てもらった方が全然分かりやすいと思いますので
YouTubeのモッキーのエースパイロットも是非よろしくお願いします